つぶやくdorotanuki

小さい穴から見える外界の様、過ぎる時代への雑感をつぶやく

八月:パンデミック:Pandemic

人獣共通感染症(伝染病)の世界的大流行。 2020年以来、新型コロナウイルス流行との戦いに世界中が苦しんでいる。こんな環境下で日本はオリンピック、パラリンピックの開催という信じがたいモードの中にいる。この8月、第五波の大波が起こるべくして起こり…

7月:七月、文月:陰暦七月、ふづき

雨模様稲穂膨らむ文月なり 普通に「文月:ふみづき」と読むけど「ふづき」が元々の読みらしい。収穫が近づくにつれて稲穂が膨らむことから「穂含月(ほふみづき)」「含月(ふくむづき)」が転じて「文月(ふづき)」になったという説、稲穂の膨らみが見られ…

六月、水無月(水の月=水を田に引く月)

<我田引水:物事を自分の利益になるように引きつけて言ったり、したりすること> G7という国際会議を最大限に利用しコロナ禍のオリンピック開催を国の内外に宣言。日本人の海外に弱い点を突き、反対を言いにくい雰囲気を作り出しています。何故、オリンピッ…

2021年五月、後半

May:ローマ神話、豊穣の女神マイアMaiaからとったMay。響きの良い言葉、でも5月後半は爽やかな五月は続かず、梅雨空が広がる予報、大雨による被害も心配されている。 5月16日(日) 姫沙羅の葉叢(ハムラ)秘かに花抱き 今まで夏椿と姫沙羅は同じものだと思い込ん…

五月、皐月、早月、早苗月 May

5月1日(土):薫風にこの身をゆだね歩き出す(ああ、今日から五月、良い季節が来た) 朝は爽やかだったが、宮城で震度5の地震が発生したり、夕方から激しい雨になって風雲急を告げる様相になっていった。コロナ感染感染者数も急増を続けている。 5月2日(日) …

4月後半:変異ウイルス感染逼迫

大阪を中心に変異種の急拡大で実質の医療崩壊、要因としてPCR検査の拡大を怠り早めに経済優先に舵を切った事、大阪都構想で公立病院の統廃合を図ってきた事もあるとか。ワクチンが無い現状では、人流を押さえる事以上の防止策は無い証明になった。国と東京都…

2021年4月、卯月

卯月 (十二支の卯の月、苗植月:ナエウエツキから転じたとも) 4月になって暖かくなった。で、問題も新たになって変異種がどうやら相当数この国を支配しているようだ。他の国、早々にワクチンを打った国でも感染者の増加は止まっていない。本当に不思議なの…

2021年3月、弥生:後半

最近、呪術廻戦というコミックを読み出しました。家族が買ってくるので見始めましたが、大流行した鬼滅の刃と同じく人気が有るようです。具現化した人の呪い、それと対抗する呪術師の戦い、正直鬼滅に似た感じも有るけど、感染の不安感もこんなオドロオドロし…

2021年3月、弥生

旧暦の三月「弥生」と縄文時代の後の「弥生時代」がどんな関係か確認してみました。季節の弥生は、古語(木草弥や生い茂る月:きくさいやおいしげるつき)が短くなり弥生=いやおい、になってその後やよいに変わったそうです。確かにこれから回りの草木が伸…

2021年2月 令和三年如月 後半

下向くや散り遅れたるモリ椿、川柳にもならないけど、国のコロナ対応不手際を忘れさせるために起きたかのような、JOC会長騒動は反省なく決着したようです。この間も緊急事態宣言の維持で、中小零細の多くの業界、企業はまるで中小企業統廃合の地ならしにされ…

2021年2月 令和三年如月

白梅のあと紅梅の深空あり(飯田龍太)知り合いに教えて貰った飯田龍太氏の「俳句入門」という本を買ってみた。この句の深空は何と読むか分からず、検索は「しんくう」との記載。でも「みそら」と読みたくなる。他のサイトで「みそら」と有り少し安心。先に…

2021年1月:令和三年 後半

与謝蕪村は、清朝渡来の芥子園(カイシエン)画伝等を教本とし絵画の修行を行っていたようです。芭蕉の奥の細道をなぞるような奥羽、東北への旅は句作のためではなく絵画の修行だったのでは、と森本さんは書きます。同時代の大和絵には池大雅もいて、1771年蕪村と池…

2021年1月:令和三年

ロバート・フィスク「これは映画では無い」というドキュメンタリー映画。2020年日本賞。イギリスのジャーナリストで中東の紛争を突撃取材し評価を受けた。ジャーナリストは現地に行き、現実に起きた事、現地の人々が見た事実を正確に発信すべきというフィスク…

十二月、師走の2

2020年がこんな年になるとは誰も予想しなかったと思う。年明け何となく気になった横浜港クルーズ船のニュース。何だか分からないことが起きている不安が最初だった。そして中国の武漢、笹ネズミと言う名前や机以外は何でも食べるという中国を揶揄した言い方…

十二月、師走の1

12月14日、今年の漢字が「密」に決まった。今年は新型コロナウイルスの感染で世界中が大変な状況になった。まだ当面はパンデミックの大渦の中で世界中が苦しみもがいていくことになるのだろう。一粒の細胞のような自分たちも、大きな渦に巻き込まれて生きる…

十一月、霜月、NOVEMBERの2

予想された通り、世界中でコロナ感染が急増しています。もはや数字を聞いてもあまりビックリはしなくなりますが、欧米の数字はやはりただ事では無く、一度押さえ込んだところも大きな波を思わせる感染に見舞われているようです。やはり、人が動きだせば感染…

十一月、霜月、霜降月の1

山茱茰(さんしゅゆ)ミズキ科の庭木、朝鮮半島原産。春:黄色い花、秋:赤い実 この山茱茰、晩秋にはにグミに似た赤い実をつけ、漢方の強壮薬になるらしい。 九州弁だと「山椒⇒サンシュウ」なので宮崎県椎葉村のひえつき節「庭のサンシュウの~木~なあるう鈴…

十月: October、神無月の2

(暦のこと)古代ローマ初期の暦は年10ヶ月で304日、動けない冬期は数えなかった。 その暦で8番目の月がOctober。Octoは8を意味する、タコは8本足でOctopus。しかし次の皇帝が今と同じ12ヶ月に変更、1月と2月を追加し8番目だったOctoberは10月になった。そ…

十月:神無月、神在月(出雲)

2014年、初めてのパール富士で出会ったベテランカメラマンの方が急逝されました。最近は御一緒出来無かったものの、その精力的な活動にはいつも敬服していました。富士山の写真に関して沢山の事を教えて頂き、一緒に多くの撮影に同行出来たことが自分の大事…

九月・長月2、初めてのパール富士

全くの出来レースで予想通りの新総理が誕生。なぜ国のトップを身内だけで決められるのか考えたら、変な感じ。マスコミも忖度し新しさを強調して盛り上げているが、従来の継承路線でしか無い。今、喫緊に必要な感染対応の充実等では無く、携帯料金の見直しが出…

九月・長月1、雨の後に秋が来た

今月は2014年9月、写真を始めた頃に先輩に教えて貰う形で参加した撮影行(2泊3日の富士山五合目と山中湖周辺)の写真をベースに、五七五を組み合わせて見ようと思います。 1日:天災は忘れられたる頃来る、寺田寅彦:沖縄に台風9号、近くに10号も発生。 夜明け…

八月:葉月の弐、16日~31日(一茶を読む)

※小林一茶:1763年5月5日~1825年11月19日(参照:一茶俳句集、岩波文庫) 江戸時代、信濃柏原の雪深い山村の農家に生まれた一茶。三歳で母を亡くし、継母と折り合い悪く十五歳で江戸に出された。二十歳頃から俳諧師を目指すが思うようにいかず、父の死後、…

八月:葉月、仲秋(旧暦七、八、九月が秋)

今年7月は雨が長く激しかった、全国の被災地はまだ多くが復旧に苦戦している。 日本は明治の開国以来、海外からのコレラやスペイン風邪など感染症の洗礼を受けて来たが、その対応の歴史は残念ながら現在のコロナウイルス感染対応に何一つ生かされていない。…

7月、文月<夏>その2 (16日~31日)

7月後半に入っても雨模様の日々が続き、前線が停滞する気象状況です。経済に舵を切るという国の思惑は完全に外れ、感染第二波が現実の脅威になってきています。ここまで来ても信頼できるリーダーが不在で、検査も自衛の指標もなく、息が詰まりそうな状況ですね…

7月、文月<夏> その1

今月は芭蕉や先人の俳句を題材に、自分の思いを重ねたりイメージを変えて俳句もどき作成にチャレンジしたい。俳句についてきちんとした知識は無いので、真似ている内に少しでも良くなればと勝手に期待、試してみよう。 1日:芭蕉: 野を横に馬牽(ヒキ)むけよほ…

6月・水無月3(21日から30日)

普通の日々が戻った様な報道も多い中、東京の感染者数はまた伸びています。これアラートを出した頃の結果です?海外もまた波が来ており、普通にはまだ遠い現状ですね。 21日夏至:河童(カワタロ)の 気配背負いて 川遊び 小さい頃、夏場は近くの川で水遊び、河童に…

6月:水無月の2 (11日から20日)プロ野球開幕

11日:笹奥の 橙色揺れる キビタキや 木々の葉が茂り野鳥の姿が見つけにくく、暑い陽射しにも参っていたとき、笹の葉の奥にチラッ!とオレンジ色が見え、何とこの場所では初見のキビタキに出会えた!!アカゲラと同じ場所というのも不思議な感じがする。東南…

6月:水無月 1日から10日

(古くは水の月、水を田に注ぎ入れる月の意)水無月や神無月の「無」は古語で「の」という意味らしい。また、旧暦六月は田植えが終わり陽射しが強く雨も少ない、水が無いと言う意味もあるとか?混乱するなあ。どのみち、この国は農耕民族の国でした。 1日:梅…

皐月:21日~31日、緊急事態宣言を解除

緊急事態が解除、といっても問題が解決した訳ではなく、相変わらず具体性の無い演説。今後なし崩しで大きな波が来る?との不安は消えず。今は自分に出来ることを続けるしか無いのですが。 21日:小満や 南天のつぼみ 色づきし 小満:二十四節気の一つ、万物…

皐月2:5月11日~20日

解除を緩めたが、5月末から6月にかけて感染がどうなってくるか。ワクチン等が出来るまでは、もう安心という保証は誰も出来ない。今のうちに体制を作るべきだと誰もが思っているが。果たして!? 11日:聖五月 長崎の鐘 青き空 (聖五月、カトリックの聖母月…