つぶやくdorotanuki

小さい穴から見える外界の様、過ぎる時代への雑感をつぶやく

ポルトガル旅行-1

6月中旬に8日間の日程でポルトガル旅行をすることにした。旅行社の言う8日間の旅行は実は7日間でしかもポルトガルは5日間、乗り継ぎ地のドバイで1泊、機内泊も二泊分あり、と実態はどんどん目減りする内容だがほぼ地球の反対側まで行く事になるので仕方が無いことだと諦めた。数年前に海外に行ったときには関係が無かった携帯電話、スマホをどう生かすかなど課題は多く一月強の準備期間で思うような万全の準備にはほど遠い。なにより言葉や出入国の手続きなどが上手くいくかとか、添乗員がいない滞在型にしたので計画も自分たちで作ることになり、細かい部分はネットの記事などに頼ってイメージのみ作っていった。航空会社も初めてのエミレーツ航空、評判はまあまあのようだが、どうなるのやらの不安は消えなかった。

乗り継ぎのためか真夜中に羽田を出る。心配が膨らむ旅の始まり。

初日は羽田国際ターミナルに22:30集合、と言っても直接航空会社カウンターを探していくのだが、通常はJALの窓口は時間が来るとエミレーツの窓口になる。恐らくJALのメンバーが着替えて?対応しているのだろう。始まる3時間前に行ったらすでに満杯のお客で長い列が出来ていた。早めに来てゆっくりしすぎた我々は焦って列に並ぶ。羽田の手続きに時間は掛かっても日本人のスタッフだし出国審査も聞きながらクリアしていけば良いので自動顔認識などにオタオタしながらも大きな問題はなく過ぎた。

●梅雨の空 夜半飛び立つ ポルトガル ●夏の闇裂き ヘッドフォン 映画見る

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0:30出発。飛行機はエコノミーの席でやはり狭いが横幅に少し余裕がある感じと全席の後部がスクリーンで映画や音楽が楽しめて、長い時間を何とか過ごせたし機内食のサービス回数が、時差の中座ったままの体には多すぎるくらいだった。外は暗闇の空を切り裂く轟音の中、10時間くらいの飛行時間でドバイに着き乗り換えとなった。

出発も到着も少し遅れた程度かと思っていたら、乗り継ぎで何と走らされてびっくりした。ドバイは広い空港で構内を電車やエレベータを使い移動するが、リスボン行きの我々は全員走っての移動だった。約一時間の乗り継ぎで同じターミナルだから余裕、との思いは見事に裏切られた。エミレーツの大柄な女性は走るのが早い事。「リメンバーマイフェイス」と叫び先導する。

  • ただ走る アラブの美女と 乗り継ぎ便 ●夏の夢 見る間も無しに ドバイ過ぎ
  • 夏曇り 異国の景色 広がりて(この景色までは、まだ遠かった。)
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    ポルトガルリスボンのアルファマ地区展望台から見た景色。遠くにテージョ川、まるで海のようだった。