つぶやくdorotanuki

小さい穴から見える外界の様、過ぎる時代への雑感をつぶやく

2020年が始まって

 

2020年1月1日、 年末に作った正月飾り、飾り付けに四苦八苦したが、無事正月を迎えられる姿になった。

●正月に 何事も無き めでたさよ

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今年の元旦は一名来られなかったが、毎年のおせち料理を食べることが出来た。製作者は大晦日の前から一日中台所に立ち、作り続けてさすがに今年は、腕が痛いとこぼしていた。昆布巻きや伊達巻き、煮豚や酢の物野菜と鳥の煮物など、変わらず創ってくれた。昨夜は大晦日の水炊き鍋もあったし。今年も無事に正月を迎えることが出来て感謝するしか無い。

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朝食後、しばらくのんびり過ごした後は初詣に行こうと提案。最近行く熊野神社では無く過去に行った諏訪神社に行く事としスマホを片手に歩き出した。30分ぐらいの距離のようだが、記憶も霞んで来たしスマホに万全の信頼も置けないし、さりとて急ぐわけでもないので三人プラプラと歩き続けた。少し回り道をした後、やっと住宅街の中に赤い初詣の幟を見つけ一安心。寒い中だったが歩く内に少し汗ばんでいた。

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元旦だからそうなんだが参拝の人が結構長い列を作っており正直、待ち時間が長くないことを祈った。列とは言っても有名神社の入場規制がされるような人数とは違い、スムーズに神前に進めた。

1月2日 ●初春の 無事を寿ぎ ハナにエサ(※ハナは犬の名前)

千葉東金へ年始。今年もナビを担当し、スムーズに走っていたのに途中、十年以上通った海浜幕張のビル群を見過ごしたのか、ぼんやりして東関道から東金道路に乗る入口を過ぎてしまった。仕方なく一個先のインターで降りて、一般道をカーナビ頼りで走ったが田舎道で交通量もさほど多くなく無事に到着でき一安心。海浜幕張のビル群は帰りに確認したら、騒音防止パネル?が高くなっていて、視界を妨げていたのとビル壁面にあった社名が無くなっていたため、分からなかったようだ。色々と変化が起こっている。

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東金での正月行事、いつもの日吉神社へ初詣に行く。巨大な杉の木などが有る一寸した、森の中の神社だ。

今年行ってみると秋の台風19号の被害かと想われるが、境内の杉が沢山倒れていたり、伐採されたりと様相が大きく変わっていた。ご神木のような巨大な木々は無事だったが杉林は木々が倒れ、或いは被害を防ぐ意味で切られたのだろうが、いつもは見えない空が広がっていた。温暖化によっていままで通りでは無くなっていく地球の変化を実感させられる。

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神社の木に引っかかっていた凧。 ●凧ひとつ 青空高く 泳ぎおり

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1月3日

すでに仕事が始まっていた姪も戻り、年始の挨拶。介護の仕事は忙しいがよく頑張っているなあと感心する。

正月恒例のパエリアを皆で囲みゆったりとした後、渋滞予測が出ていたので2時半過ぎに帰路につく。しかし結果は東京湾トンネル内の事故渋滞などが絡み、帰宅するまでに予定オーバーの三時間以上掛かってしまった。

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今年の取り組みとして三年日記に挑戦しようと思っている。今は何とか毎日記入しているが、その中にもう一つ俳句らしい物を一句創ることもやってみることにした。今のところ何とか続いている・・・。

<1月4日以降の句の中から。>

●集まれば 始まる気のする 年始め(家族揃った日)

●頬包む 指冷たきや 富士の映ゆ(日常が戻ってきた)

●小豆がゆ 門松取り込む 指こごえ

●寒雀 飾る稲穂に 遊べよと(片付ける正月飾りの稲穂を、庭に差してみた)

●戦争が また走り出す 正月に(11日イランの航空機誤爆アメリカの殺人攻撃に反撃後)

●成人の 祝い知らずや 四畳半(二十歳の時、アパートに越し場所も分からず知人も無しだった思い出)

●人の世に 春なきひとの 足重く(同じ命で生まれて差別に苦しむ人の群れ、日本が劣化している)

●暖冬よ 溶かしてしまえ この格差(映画パラサイトを見て)

●歩道橋 富士立つ朝の 息白し(朝陽の時見る富士山は凜としている)

●日々切な 一月の風 吹きすぎて(何のために生きている、と自分に問いかけて)

 

この後、どのくらいまで続くか。