2020年がこんな年になるとは誰も予想しなかったと思う。年明け何となく気になった横浜港クルーズ船のニュース。何だか分からないことが起きている不安が最初だった。そして中国の武漢、笹ネズミと言う名前や机以外は何でも食べるという中国を揶揄した言い方を思い出す。当初の緊張感の中、当時の首相がいきなり休校を宣言した。マスク騒ぎもあった。
ウイルスのことを色々と学んだが、本当のところは理解できていない。なぜ、細胞の一部分みたいな物が変化したり、何が嬉しくて他の生き物の細胞に入り込むのか、何が快感なのか、などつい生き物として考える。人間と違いコロナは脳も無いのに、人や動物の細胞を利用して子孫を増やして行く。本能?未だ誰もコロナの気持ちを教えてはくれない。
ハヤブサⅡが持ち帰った砂粒で、この疑問が解消するなら面白いのだけれど。でも本体はまた宇宙に飛び出していったし。大変だなあ、有給休暇を取らせなくても良いのだろうか?
※ハヤブサⅡからも見える松本城のライトアップ(大嘘です、2017年の松本市街夜景)
12月16日:冬暗き雨戸の先の明けの星(くらい朝、雨戸を開けると明けの星が見える。)
急に大雪の話題が天気のコーナーで騒がれている。コロナの感染急拡大に加え正に風雲急を告げる様相になってきた。未だ真っ暗な朝、雨戸を開けると暗い中にポツンと金星が見える。寒く凛とした空気の中に灯る星は、今朝の気持ちを新たにしてくれる。
※2020年、6月頃までは宵の明星だが7月から12月には明けの明星になる、写真は朝日。
12月17日:健康診断:ウイルスの抗体検査この冬に
今日は年一回の健康診断、病院に着くと健診窓口でコロナウイルスの抗体測定を実費でやっていると言われた。今まで実際のウイルスチェックは何もやったことが無いので、迷った末やることにした。どうせ採血されるし、その血液でIgG抗体を調べるらしい。結果は三週間程度掛かるらしいが多分陰性だろうし、もし抗体が出来ていれば安心材料にもなる。
ワクチンが先行したイギリスやアメリカでは数人にワクチン接種でアナフィラキシー症状が出たらしい。ワクチンは人工的に感染させる訳で、後遺症も考えたら完璧では無い。
三日月と木星と土星と(午後16時25分36秒の撮影)397年ぶりの急接近。
17日夕方、細い三日月が面白くて撮影。すると今年は月の近くに見える、木星と土星が急接近すると聞き、写真を拡大し確認したらうっすらとそれらしい物が確認できた。この後木星と土星はより近づき21日にニアミス、それ以降は土星が木星の右側に来るらしい。
元の写真、雲と細い三日月を家の中から撮影。(上)星は月の部分を拡大して僅かに見えた。
12月18日:八重山の雪は如何にと牛に問う(きっと雪は降らないだろう)
年賀に使いたいと思って沖縄で見た水牛を描き始めたが、どんどん訳が分からなくなっていき収拾が付かない。結局、却下となり永遠にボツ。折角なのでハイビスカスを咥えさせたら余計酷いことになってしまった。八重山の水牛は元々、台湾から連れてきたらしい。
関越道で雪に閉じ込められた車はまだ600台以上残っているらしく、明日の天気も雪の予想で心配になってくる。ウイルス感染もいよいよ拡大が止まらない状況だ。
12月19日:年末やせめて小さな食事会
旅行キャンセルの代わりに地元の店に家族で夕食に行く。勿論五人以下!しかも一人来られずこじんまり。ニュースではコロナ感染が止まらない様を伝えている。失政のつけを国民が払う日々、でもこんな国と見限っても移住する国などないし。少しでも暮らしの現実に目を向けた政策を打って欲しいと思います。世田谷や北九州など地域で頑張っている所もありますが、やはり国全体で検査拡大し困窮する事業者には直接支援が必要だと思います。
※イソヒヨドリ、怒りの横っ飛び突進!
12月20日:年賀状喪中の知らせ入れ違い
20日の三日月、普段会えず年賀をと出した方が、亡くなられた知らせ。ご冥福を祈りたい。
シーラカンスの日。1952年マダガスカルで捕獲、7500万年前に絶滅した説が覆える。
鬼滅の刃最終巻をやっと読みました。こうなるだろうという結末でしたが、面白かったです。鬼滅の鬼はコロナウイルスと違い、超能力的な強さを持ちそのまんまなら人間は皆、殺されるはずなのですが愛や団結という目に見えない物で打ち勝っていくんですね。
コロナにも読ませたいマンガです、でも目はないし面白がってくれないでしょう。
当然ですがこの世は人が中心です、人が健やかに生きながらえるために皆苦労しているのですが、この地球には人以外の生き物も沢山いて、実は人の活動で絶滅した種も多くいます。
12月21日:幾万の命消えゆく年の瀬や(国連環境計画:UNEP主催の政府間会合)
2019年UNEP、人類の活動で約100万種の動植物が絶滅の危機にさらされていると警告。
自然環境のかつて無い速度での衰退要因は人類の食料とエネルギー需要拡大によるもので
人類は自然との関わり方を全面的、抜本的に変化する必要があると結論づけました。
1970年以来人口が倍増、経済規模は4倍に成長、国際貿易の量は10倍に増加。これに充分な食料、衣類、エネルギーの供給のため熱帯雨林を始め多くの森林が伐採され減少している。南米の牧畜、東南アジアのパーム油生産急増も原因の一部。湿地はさらに酷く2000年に残った湿地は1700年の13%のみ。各国の人口拡大で都市面積は1992年から2倍増。
この結果、動植物の25%が絶滅の危機、昆虫も急速かつ大幅に減少している。これにより
地表の土壌劣化で生産性は23%も後退。プラスチックゴミは1980年から10倍増加また3億~4億トンもの重金属、溶剤、有毒ヘドロを海や河川に投棄している。海でも人類の影響を受けていないのは2014年度で僅か3%しかなかった。魚の乱獲、サンゴの半減などもあり水産資源の33%が持続不可能。国連は土地、海の利用を変え環境の保全を開始、再生のための革新(イノベーション)を促進しないとこの惑星を子孫に残せなくなると警告する。
今回のコロナウイルス感染のパンデミックにより、持続可能な世界を作る目標SDGsの達成が10年は遅れる、と国連のトップが発表。極度の貧困:1億1500万人、飢餓:2億7000万人、医療:死産20万件/年、教育:12億5000万人の子供に影響、温暖化:温室効果削減未達、難民:8000万人、雇用:5億人分減少、ジェンダー:男女格差改善にブレーキ
(東京新聞、12月13日日曜版より一部抜粋)住みにくい世界になってきたと言う事実。
冬空にガリレオの星遠く見る
この日の夜、月はほぼ半月、5日前の様に月の右斜め上を探すが、星が見つからない。それに月の位置もだいぶ違っている?諦め気味だったが家人が来てあっさり見つけた。星の場所は変わって居ない事に気づかず、月を頼りに探したのが間違いだった。今日は二つの星が近くなっている!木星の回りに四つの光が見える。木星を回るガリレオ衛星のようです。
ガリレオガリレイが、手作りの望遠鏡で1610年1月に観測した木星の衛星たち。凄い!
12月22日:一日ごとに月が大きくなっていく。この日、ほぼ半月
家から夕方の木星と土星の接近を観測。まずは飛んでいた飛行機と半月の合成写真。
この冬は座席に余裕空の旅
(勝手に想像しています、変異した強力コロナも乗っているかも知れないけど)
木星と土星の位置は、土星が下がってきているのが分かる。今夜は木星の衛星が昨日のように4つ確認できず、画像も荒れ気味。左側から偶然飛んで来た飛行機が右上に写った。
12月23日:冬夕焼木星土星旅続き(南西の空に有るはずの星、想像して楽しむ)
この日は薄い雲に阻まれ、木星も土星も確認できず。久しぶりの夕焼と富士山。
12月24日:コロナ禍や青椒肉絲のイブとなり(新記録連発で、気持ちは盛り上がらない)
外付けHDDが壊れた。一昨日くらいに電源を入り切りした時にブシュツ!と小さな音が聞こえたようだったが、その後PCで認識できなくなった。過去の写真データを保存していたので、復旧しようとあれこれ自分でもがいて見たが、NG。結局修理を依頼した。
今年一番の困った出来事になりそうだ。仏教徒にイブは関係ない!とか思った報いだ!
12月25日:黒雲の赤く染まりし今朝の冬(暗い天気が晴れるような日々よ来い!)
雲が多く明けの明星は拝めなかったが黒い雲がやがて紅く染まり夜が明けていった。
近所の大型ショッピングモールは連日かなりの人出で、近くを車で走ると人と車の多さを実感する、多分年末年始にかけて続くのだろう。イギリスの新型変異種が話題になったりしていたが、多分日本にもすでに来ているか間違いなくやって来る。イギリスはウイルスの分析をきちんと実施しているから、変異を感知できるが日本は?口頭でコロナ対応をしている珍しい国になってしまい、勝負にも負け続けで高齢者は死んでいくしかない。元総理の犯罪についても出来レースを見せられるだけ、この国は大丈夫ではないことを痛感させられている。皆、真面目に感染防止をやり続ける気力など失せた年末になった。
12月26日:Boxing Day、クリスマスプレゼントの箱Boxを開ける日。そっちか!
ハードディスクは修理出来そうとの連絡。良かったが・・・HDDも見た目はBoxだ。
冬に鳴くチリリチリリと塩麹(乾燥麹を金属ボウルで混ぜるかすかな音、塩麹を作る)
家の中に虫の音?と思い探すが見つからず、台所で乾燥米麹と塩を混ぜている音と判明。
こんな真冬にチリリと鳴く虫がいたら面白かったが。塩麹は色々な味付けに使うらしい。
コロナにびくつく年末だが、自分でどうにも出来ないことは一旦忘れよう。と思っていたら、故郷からついにコロナ感染が出た!との連絡。改めてビックリした。総人口9,000人位の小さな町にまでコロナウイルスが来てしまったようだ。※のけぞるハヤブサ
12月27日: 年末の鎌倉似合わぬライトアップ
昨夜、鎌倉駅近くを走ったら桜色にライトアップされていた。人通りはほぼ無いし街の雰囲気に合わないな、と思いつつ通過。年末年始で人出が多い例年ですが、今年は如何に。
今日はハードディスクが修理できたので引き取りに行く。PCで外部機器のアイコンを右クリックし安全な取り外しが出来ると説明を受けたが、最近は出ないと思い家で確認、やはり出ない。△マークの「隠されたインジケータ」の中に、やっと見つけた。
(復旧できたデータから、2018年撮影の月と富士山剣が峰)
12月28日:仕事納め:ウイルスも生き物になる記事師走
Mimicという英語、何かに似ている、と言う意味があり、ミミウイルスと呼ぶ巨大ウイルスがあるそうです。細胞を持っていたので最初は細菌と間違えられて「細菌に似ている」のミミックが名前の由来とか。細胞を持たない筈のウイルスが細胞を持ち宿主と遺伝情報を交換して生物の進化に繋がったのでは、という研究もあるそうです。難しい事は分からないけど、ウイルスは生き物では無いと思っていたら、実は生き物の進化を促す元の可能性もある、というのは面白い。コロナウイルスも生き物もどきで一生懸命変化を続けるのでしょうか、自分を守るために。コロナを人の側に引っ張り込んだのは人間が自然に加えた急激な変化、環境破壊の結果なので、そう簡単にワクチンで全て大丈夫にはならないのではと少し不安。
※サンコウチョウの雌、卵を抱いています。鳥インフルエンザの蔓延も気になりますね。
12月29日:シャンソンの日、1990年銀座銀巴里が閉店。今年はジャズの老舗サテンドールも12月一杯で閉店。コロナ禍の中とは言えとてもとても残念なニュースでした。
スルメ切る指の痛みや年の暮れ(松前漬け用のスルメを切る、寿留女の当て字が凄い)
最近、スルメも小さくなってきたような気がします。
※この国も含め世界中が苦しんでいます。2013年フランスで見た勝利の女神ニケ
12月30日:地下鉄記念日、1927年昭和2年、上野~浅草間が開通。
予報では年末年始凍り付く 年末から年始にかけて、記録的な寒波が襲来する予報が出た。最近の気象予報は確率が上がっているから、久しぶりに用意したタイヤチェーン、取り付け方はとっくに忘れているので、使わずに済むことがベストなのだが。
12月31日:大晦日、大祓、除夜
来年は丑年、子供の時に家にいたのが牛で、でっかいけど大人しく何回か父親が運動に連れて行く時、一緒について行った記憶があります。今思えば散歩なのか餌代わりの草を食べさせる為か不明ですが、沖縄で見た牛車を引く水牛も、優しそうな顔をしていました。来年がどんな年になるか不安もいっぱいですが、牛のようにどっしりと過ごせたらと思います。
良い年をお迎え下さい。