つぶやくdorotanuki

小さい穴から見える外界の様、過ぎる時代への雑感をつぶやく

2022年12月(令和四年十二月)師走

一旦、潮が引いたように統一教会関連のニュースが減ってきた。今は防衛費関連予算が倍増されることを閣議決議したことで、我々の負担が増えること、物価が上がり続けて来年も値上げが予想されること、原発についても撤廃する方針が完全に消えたことなど国の形が変わる内容が与党の独断で進められていきそうだ。コロナは放置か。

12月1日(木)マイナンバ市役所冬の ラビリンス ラビリンス:迷宮、迷路  labyrinth

マイナンバーの手続き、市役所へ行く。新しくなった市庁舎内、自分は初めてで窓口も仕組みも今一ピンとこない。やっと貰ったマイナポイントも使い方がピンとこない。現金でよこせ!!ほぼ1日かけて草臥れた。少しは得した感じだが実際どう使うか未だに不明。

12月2日(金) 冬寒の奇跡数ミリ歓喜湧く

ワールドカップ、スペインに2-1で勝利。予選を一位通過で日本中大騒ぎ。数mmの勝利。

※眼科健診、半年1度のサイクル。今回は緑内障治療の目薬が週の月曜に切れて5日間点眼せず。医者に告げると、緑内障目薬は切らさない方が・‥と伝えられたがもう遅い。暗い所や明るい所での見にくさは、白内障の為で酷くなれば手術も検討、と再度の宣告。

12月3日(土) 冬夕焼母さんと行く散歩道 母親に連れられた幼子、好きな物を買いに行きたそうだったが、お母さんに一緒にお家帰ろうね!と言われ、うん帰ろうね、と繰り返す。

※柿に挟まれたようなムクドリ、採り残された柿に夢中だった。

12月4日(日)小春日や早足で行く背中セナに汗 普段車で移動するが今日は晴れた、歩く。

※枯れ草の中で動いていたアオジ、枯れ草の中に隠れて動くので見つけにくい。

12月5日(月)街路樹や秋の彩葉イロハは散りぬるを イロハニホヘト‥・チリヌルヲ!

12月6日(火) 早朝の戦い果てて冬薔薇フユソウビ

午前0時、サッカーはフルに戦い、PK戦で敗退。頑張った人達に薔薇の花でも贈りたい。

12月7日(水)アマゾンの二重配送息白し マイナンバーのポイントで買い物をしようとしたが、口座との紐付けが上手く出来ておらずエラー、パニクって修正したら同じ品がダブリ配送された。幸いアマゾンの処理方法は分かり易かったので、ダブリ分は返品できたが。

12月8日(木)冬寒の胃壁は白き内視鏡 健診の内視鏡画像で胃に白い雪のような粒々?

年一回の健康診断。受ける準備は面倒で億劫だが受けられる間は診て貰おう。胃カメラの画面で白いブツブツ?と思ったら一部を採ります、と女医の声。実際は赤いらしい、多分ビラン性胃炎かな?以前にも検診で指摘されたがその後は何も無かったのに。組織を採ると健診では無く治療になり健康保険で支払うことになる。思ったより高かった。ヤレヤレ。

※モズ

12月9日(金)風寒し赤き月見る黄昏に 上がり始めは赤く見える月、ほぼ満月だ。

※公園の落葉

12月10日(土)着信の歳暮着いたの声老いし 年に数回、電話で話すだけの兄弟姉妹、受話器の声に互いの老いを感じている。

12月11日(日) 故郷フルサトの潮風受けた蜜柑来し 田舎から贈られた蜜柑、海風が当たるから甘いぞと言う。どっちにしても年末に向けて、蜜柑が多目にあるのは嬉しい。

12月12日(月)山茶花の唄声浮かぶ帰り道 田舎の民謡「岳の新太郎さん」という歌に「山茶花の茶屋」という節があり、もう聞くことは無いが山茶花の花を見ると歌詞が浮かぶ。

12月13日(火) 一面は安保転換冬の朝 新聞を開くと「安保大転換国会素通り」の文字。明治大正昭和の富国強兵、国民総動員でアメリカとの第二次世界大戦に入った歴史の繰り返し?!戦争に負け大きな犠牲を払い、専守防衛戦争放棄という平和憲法に行き着いた国なのに。今また、根本から平和国家の骨組みを壊そうとしている。

アオジ

12月14日(水)木枯しや頬の引きつり麻酔切れ 

歯が痛み急遽歯医者に、今まで問題なかった奥歯が細菌?で腫れていた。麻酔を打ち外科的処置とやらでブスブス刺され?帰りがけは麻酔が切れて冷たい風に痛みが戻る。クウ~!

12月15日(木)青木の実 緑の壁を飾る頃

冬の寂しい公園、常緑の葉の中に赤い色を見つけました。後で検索したらアオキという常緑の低木のようです。赤い実が無いとただの緑の葉っぱで目立ちませんが、綺麗な赤い色の実がクリスマスの飾りのようにも見えました。

12月16日(金) 鳥の声聞きて色づく青木の実  もし里山が爆撃されたら動植物は死滅。

岸田政権が閣議決定した敵基地攻撃能力の保有について、宏池会前会長、古賀誠氏が「専守防衛を完全に逸脱」と批判する新聞記事を読みました。岸田首相の指導役だった古賀氏へのインタビュー。同じ宏池会会長の二人の違い、戦争で父を失う経験を持つ古賀氏が実感で戦争の危険、愚かさを捉えたのと、頭で考えるだけの岸田総理の違いでは無いだろうか。

2月17日(土)山茶花やPM三時の逆光線 日が傾くのが早いこの時期、すこし眩しい冬の陽射しに近所の山茶花が綺麗だった。

12月18日(日)故郷のカタログ見いる小春日よ これが田舎の名産品?が多数あった。

ふるさと納税を初めてやる。生まれた町が選べるサイトを探し注文したが、果たして本当に物が来るだろうか?不安。この2日後に田舎の町役場財政課から領収書が来たからOK?

12月19日(月)ワクチン五度目ウオーターベッドの冬眠

5回目のワクチン接種、念のためウオーターベッドで休みますか?と聞かれハイ!と言ったら有料だった。前回も同じだった様な?まあマッサージで気持ちよく休めたので良いか。

12月20日(火)立ち止まる頬に冷たき冬夕焼 陽が落ちかけると急に空気が冷えてくる。

今月、里山公園で出合った最初の野鳥、どこかで見かけたけど?名前が浮かばず撮影。

後で確認すると、シロハラのようだ。落葉の中をガサゴソかき回し虫を探す、近づくとけたたましい声を出し逃げる、今回は木の実を採りにきた様子。以前、絵にした鳥だった。

12月21日(水)冬ざれやチョウゲンボウの滑空よ この日、里山公園に野鳥を撮ろうとやって来たが、他のカメラマンも肝心の野鳥も少なかった。一回りした後、野鳥をあきらめ風景用のカメラに変えて歩いていたら、小さめの多分猛禽らしき鳥が飛び立つ、慌てて何とか撮ろうと藻掻くがピンボケ。多分ハヤブサの仲間、チョウゲンボウだと思う。今度はちゃんと撮りたい。

もう一枚

12月22日(木)冬至 昼が最も短い。車検、もう10年以上乗っている車、まだ動くけど老体に鞭打ち走らせていたからか?!動き出すのに息継ぎ?が多いのは、ちと不憫だな。

12月23日(金)この日、故郷の町にも雪が降ったと、友人より雪の写真が届く。

※遠くでちょこちょこ動いていたのはメジロ達だった。

12月24日(土)富士は雪フランスパンの持ち帰り パンを注文したから取ってきて、と言われ少し冷たい風の中を歩いて行く。帰りがけに富士山が見える交差点、この寒さで真っ白な富士がある。そう言えば今夜はクリスマスイブ、コロナ規制もほぼ無く街は賑わうのかな?

12月25日(日) 日本の政治家の年収は世界で3番目!でも文書交通費を入れるとトップになるらしい。国民の賃金は過去二十年間上がっていない、何だか納得出来ない。朝のラジオでも防衛費増強に足りないお金は文書交通費や政党助成金という政治家、政党にバラまかれている余分なお金を使えば良い!の意見。終戦時、闇米を食べず餓死したという裁判官のように高潔な精神を持った人が、どうしても国費が足りないから協力してくれ、と言えば協力も考えるかも知れないけど。世襲で貴族のような生活にしがみつく輩では説得力は無い。と、このモズ↓は思っているはず。

12月26日(月)

痛んだ歯の治療から10日程経過し歯医者を再訪。今回は嫌気性細菌が原因だった?とか。体力低下や老化などで発症する場合があるらしい。どちらも当てはまるので今後も不安。外科処置や抗生物質とヨード液での洗浄で改善した。ウイルスや細菌、小さいからと馬鹿には出来ない。

12月27日(火) 歳末のせわしさ煽る事故見分 事故の実況見分でモール近くの道は大混雑。

勝手な発想だが、知らないうちにこの国の民主主義は蝕まれ、その原因が良く見えない。でも、民主的な政治はどんどん消えて戦前の富国強兵策、しかも米軍の下請け国家像が見えてくる。戦争でアメリカに完敗してやり直したから、逆らえない政府か。でも太平洋戦争で、多くの命を犠牲にし戦争放棄を宣言した、平和を目指す誓いは一体、何処にいった。

12月28日(水)年の瀬にキウイ返礼届く朝 

ふるさと納税でキウイが届く。もっと先かと思っていたのでビックリし嬉しくなった。

BS-TBS 28日放送。旧統一教会問題。政府が進める対策、解散請求が出ても問題解決にはほど遠いとのこと。弁護士、鈴木エイト氏など関係者のコメントは厳しい物だった。元統一教会日本の最高幹部、安部氏が死ぬ前に言っておくとして、今の問題の原因は教祖、文鮮明のやり方、日本人からどんどん金を取って韓国に送れ!との命令が全ての原因だ、と。解決のためには韓国に行って教団活動全体を調査し対応するべきだと。宗教団体では無く明確にカルト団体と認識して政府が対応を取らないと解決は出来ないと言うことだろう。

12月29日(木)贈りたし爆撃の無い冬の空

今年の出来事で2月のロシアによるウクライナ侵攻は世界中に影響を与え、継続中。温暖化による自然破壊や気候変動とは違う、食料やエネルギー供給、物価への大きな課題を世界中に拡散する要因となった。また戦争や核兵器の脅威が現実世界に影響して、日本の敵基地攻撃と防衛予算の倍増案も私達国民に受け入れやすい空気を醸し出している。でもこんな時こそ冷静に民主的な判断をする政治が必要だ。もし戦争になったら、原発が大きな脅威になることはウクライナでも示されたし、敵基地攻撃はより大きい反撃に繋がるだけ。

12月30日(金)空風カラカゼの記憶吹き消す年の暮れ 物事を落ち着いて考えず、目先で判断した事での失敗、後で落ち込む。今日はそんな日だった、記憶や判断力の低下と思いたくないので、この空っ風が悪いんだと責任転嫁。でも、気持ちの底には後悔が溜まっていく‥。

原発の再稼働、新設や防衛費の倍増が国を守るというのは非現実的な判断。政治はその反対を貫くことが必要だと思う。旧統一教会というカルト集団に汚染された政権与党が閣議決定という禁じ手で国を変える、と言うのはあまりにお粗末だ。宏池会前会長の古賀氏が明確に示すように専守防衛を貫く姿こそ、日本の保守政治が見せるべき姿だと思う。

12月31日(土)行く年や笑顔の写真閉じるまで 12月のカレンダー。優しく微笑む少女の姿。結局、中国ではゼロコロナを撤回し経済優先に舵を切ったが、当然凄い数の感染が起きている。日本も解除しコロナ対応を普通のインフル並みにしたいようだ。私達はどうやって自衛すれば良いのか、何だか結局振り出しに戻り狭い世界で息を潜めて生きる事を余儀なくされるのだろうか?まあ、もう狭い世界で生きているからあまり変わらんけど。来年がどんな年になるのか?健康に気をつけて過ごしましょう。