つぶやくdorotanuki

小さい穴から見える外界の様、過ぎる時代への雑感をつぶやく

2024年(令和六年)1月 激動の年明け

1月1日 (月) <令和六年能登半島地震元旦を根こそぎ倒し能登地震

午後4時、石川県能登半島震度7地震発生。全てのテレビ局が同じような画面で延々と地震情報を伝えていた。東日本大震災を思い出させる出来事が新しい年の始めに起きてしまった。呆然として見守ることしかできない。午後9時頃から地震画面を小さくして通常番組を流し出した。元旦の大きな地震発生、これから被害の全容が見えてくるのだろう。

1月2日 (火)冬の闇ヤミ業火の包む日航 

箱根駅伝、往路:いつも見る箱根駅伝能登半島では今朝も揺れが発生、日常と非日常。夕方、地震の放送をしていたTVが、羽田空港の衝突事故を映し出した。着陸する日航エアバスと海保の小型機が激突し炎に包まれる様子を中継していた。幸い、日航機の乗客乗員は全員無事だったが、海保機は機長以外が死亡。海保の小型機は元日の震災被災地に物資を届ける予定だったとの事。日航機の乗客乗員が全員無事に退避出来た事は奇跡!と海外では賞賛されていたが、年の初めの地震と大事故でなんとも言えない年明けが続いた。

(足を上げ走るセキレイ、餌を咥えている様だ。)

1月3日 (水)箱根駅伝、複路:負けてたまるか作戦の青山学院大学が新記録で優勝。

日航機と海保機の衝突事故は原因調査が始まった。能登では地震の揺れが続いている。TVニュースには家屋倒壊、津波の被害や液状化など厳しい現実が次々と映し出されていく。

1月4日 (木)年一回の健康診断 朝8:00。 いつも年末だったが予定が取れず年始に。

今年は病院の検診の流れが改善されたようで、意外に早く終了した。予定された日常。

能登地震被害、TV各局が現地の状況を流し始めているが、多くの犠牲者、家屋、全てが痛ましい姿。志賀原発でも不具合が発生?正確な状況が良く分からない。ビニールハウスに避難した高齢者の方々が心配だ。下は土、寒いはず。発生から72時間が過ぎ不安が増す。

1月5日 (金)親戚宅へ年始。前日の健診のためいつもの年よりは遅くなってしまった。

元旦の能登地震は自然災害だが、2日の航空機衝突事故は「羽田空港の超過密な発着間隔」が大事故の背景では無いか?と思う。以前、羽田は国内に特化し成田に国際便と振り分けていた。インバウンド需要を当て込み「安全性」より「利便性、儲け」を優先した結果かと思う。羽田は滑走路、便数を無理に増やし、都心上空にも危険を持ち込んだ。元々国土が狭く開発し尽くした都心の空港で、余裕の無い危険な発着を行った結果だと感じる。今回の悲惨な事故の原因を、管制官や海保側の人為的なミスで発生したと見るのは、正しくないと思う。過密な対応の中、起こるべくして起こった事故で、経済優先への警告なのかも知れない。

1月6日 (土)パエリアの食卓にある年始め今年も親戚の家でご馳走になる。無事是好日。いつも会うハナちゃんも元気そうだ。窓際の日の当たる場所が冬場のお気に入りだ。

1月8日 (月)蝋梅ロウバイす 置き配は消え他所の家 ダジャレです。

アマゾンの配達ミス。置き配写真のみが手がかりだった。何とか近隣の家で発見できたがこんな間違いは初めて。配達を確認する電話番号は無くなり、今後が不安になった。人を介さないデジタルでの一方通行、デジタル弱者になった自分には厳しい世界。

1月9日 (火) 回覧の日付新らし年始め 回覧板が回ってきた。そう言えば今年初めてで、年が変わったことを実感する。年明けから大きな地震と飛行機事故、年始の気分はどこかに吹き飛んだ。地震の被災地では困窮が続いている。明日は寒い一日になりそう。もともと高齢者が多い地方、被災された方々が厳しい避難生活に耐えている様子をニュースが伝える。

1月12日 (金) 冬らしい寒い1日。イエメンのフーシ派を米英両国が攻撃、スエズ運河での各国船舶への攻撃に対するもの、とか。マレーシアの元首相マハティール氏インタビュー、イスラエル支持の米国は信頼できない、と述べていた。国連での米の拒否権に対する批判、今後の国際情勢が不安定化していく状況を危惧していた。誰も望まない「戦争の世紀」が始まっているのだろうか。13日の台湾総統選挙も今後の世界を占う出来事になるかも知れない。今年の米国大統領選挙を見据えた動きもあり国の内外が、落ち着かない不安定な日々だ。

(公園の池には、風に舞ったススキやガマの穂?が浮かんでいた。)

(どうやら、この穂は池の小ガモたちには貴重な餌?でもあるようだ。)

1月13日 (土) 覚え無き国際電話冬の怪 +1から始まる長い番号着信?確か+1は海外、米国・カナダの国番号だった筈。いきなり電話が来る宛ては無く、放置。暫くして切れた。番号を確認したが発信者は不明。詐欺かも?台湾総統選では民進党が勝利したが国会議員選挙では大幅減となった。でも台湾の姿勢は従来通り、自国の独自性を保つ方向を堅持。

1月14日 (日) 初場所や蒸籠セイロ注文思い出し 使い込んだ蒸籠が駄目になり買い換えるつもりで発注を忘れていた。この日、いつもの通販で注文し一安心、あ!今日から相撲が始まる。

1月15日 (月) 菜の花の蕾味わう十五日 菜の花が蕾のうちにお浸しにするらしい。

柔らかで旨い。

1月16日 (火) 台所のLEDライトが点かない!リモコン不良かと思い色々試すがNG!

結局、量販店に出張交換を依頼。昔のような蛍光灯かグローランプ交換は無く修理で金がかかる~と思っていたらなんと!原因は壁の電源スイッチ不良だった!!LEDは多分、大丈夫だったと思うが、先に交換済だったので、そのまま追加でスイッチを店から持ってきて貰い、無事に終了とする。壁の電源スイッチ単体不良は疑いもせず、全くの盲点だった。

1月17日 (水) 交差点冬空茜アカネ富士の影 「阪神大震災から29年」

この日の新聞に、先日寄付した能登半島義援金者として名前が載った。少しでも被災地の役に立って欲しい。現地はこれからまだまだ厳しい環境下に置かれていくのだろう。

1月18日 (木) 里山公園、カワラヒワツグミがいた。冬の田んぼで虫でも捕っているのかカワラヒワは群で降り立ち、また近くの木々の枝に飛び上がっていた。(写真:ツグミ

カワラヒワの群、左の鳥は遅れて飛んできた様子だ。まだ空中にいる。

飛んできたカワラヒワ、左下にいた鳥の仲間かな?

一旦樹上に落ち着いた。

で、すぐに左上にいたヒワが飛び始め、このすぐ後に全部の鳥が近くの田んぼに降り立った。

1月22日 (月) )小春日や黄色帽子の溢れ来て 風の中、園児の隊列が賑やかにやって来る。写真は冬の池で寒さをしのいでいる?鴨たち。同じような姿勢、嘴を羽毛に突っ込んでいるかのよう。

1月23日 (火) 風寒し花びら詰まる収集日 可燃ゴミの日、花びらがビニール袋に詰められ回収コーナーに。最初何が置かれているのか?不明だったが、強風に散ったようだ。

この日午前、新幹線の上野、大宮間で架線が垂れ下がり停電が発生し車両が緊急停止。東北、上越、北陸の各線の共通路線だったので、乗客に大きな影響が出た。安全神話はどこに?

1月24日 (水) 死ぬまでは生きると決めて冬日差し そりゃあそうだ!と改めて思う。

見上げると不思議な雲?冬らしい寒い一日。日本列島の上半分、能登も九州も雪が降っているようだ。寒さが厳しくなった。唐突にウクライナの人達のことを思い出した。

1月25日 (木) <地震原発1>

能登半島には「志賀原発」があり今回の地震発生時、事故の情報が錯綜した。現地は震度7を記録しており警戒本部が設置されたが、実際は国も県も早期に動けず様子見。休止中と言う事もあったが、志賀町での対応人員は少なく被災した方もいる中では、地震への迅速な現地対応はできなかった現実がある。もし原発に被害が出ていたら何も出来なかった!国は地方へ更に現場担当者へ責任だけが膨らむ、そんな防災は無意味では?

実際の原発保全地震などの災害時には自治体が対応出来るレベルを超える項目が要求されている。東日本大震災での福島の原発含む災害とその復興が、長い期間をかけても戻りきらない事実をみれば、島国のこの国は原発依存から一刻も早く脱却すべきだ。

地震原発2>

おなじ能登半島珠洲」でも原発の計画があった。予定地だった珠洲市は今回の地震で大きな被害を受けた。半島の突端に位置するこの地域で、もし原発事故が重なる被害だったらもっと悲惨な結果が出ていただろう。

28年間の原発反対闘争を行った住民、リーダーだったお寺の住職は今回の地震で被災した。「原発を止めていて良かった!」と感想を述べている。反対運動は地域の分断を招き様々な嫌がらせ、脅迫もあったと言う。なぜ国がこんな計画を遂行するのか、今もって原発固執する国や電力業界は地域と国民を滅亡させてまで、何が欲しいのだろうか。住職は「日本に原発を作れるところは何処にも無い」と言い切っている。

1月26日 (金) <自民党の裏金問題1>

政権は「政治改革」の中間とりまとめと銘打って支持率向上を画策しているが、出された改革案は35年前より後退と新聞記事。当面を凌ぐ内容しかなく派閥も例え解消してもすぐに再結成できる。そんな政党を支持し続ける人達は何を期待しているのだろうか。厳しい生活環境にいる私達が特権階級を養ういわれは無いと思う。

(言い争い?情報を伝えている?)

1月27日 (土) <自民党の裏金問題2>

自民党6派閥中4派閥が解散を決めた。世間がうるさいからほとぼりを冷ます為、位にしか思えない。いつでも再生できるし。過去にも派閥が消えたり出来たり、本人達だけでやっていることだからどうにでもなる。金集めの政治資金パーティーは禁止か、最低でも収支報告の明確化、義務化を計るしかないのでは無いか。問題発生時には、会計責任者だけの処分では無く派閥幹部との連座制は必須だ。

(取敢えず、行動してみるか?ヒワの足が枝から離れた!)

新しい年2024年はいきなりの地震と航空機の衝突事故で開けた。地震の被災地は未だに元に戻れていない。与党の不明確な裏金処理による問題も、きちんとした解決策は示されぬまま。物価は高騰し、日々の買い物で今までとは違う価格に驚く。税金も上がる、働く人の賃金は特に中小零細企業では改善していない。弱者は益々虐げられ驕り高ぶる強者が大手を振っている。こんな世情では、一揆でも起こさないと何も変わらないのかも知れない。