つぶやくdorotanuki

小さい穴から見える外界の様、過ぎる時代への雑感をつぶやく

2020-01-01から1年間の記事一覧

十二月、師走の2

2020年がこんな年になるとは誰も予想しなかったと思う。年明け何となく気になった横浜港クルーズ船のニュース。何だか分からないことが起きている不安が最初だった。そして中国の武漢、笹ネズミと言う名前や机以外は何でも食べるという中国を揶揄した言い方…

十二月、師走の1

12月14日、今年の漢字が「密」に決まった。今年は新型コロナウイルスの感染で世界中が大変な状況になった。まだ当面はパンデミックの大渦の中で世界中が苦しみもがいていくことになるのだろう。一粒の細胞のような自分たちも、大きな渦に巻き込まれて生きる…

十一月、霜月、NOVEMBERの2

予想された通り、世界中でコロナ感染が急増しています。もはや数字を聞いてもあまりビックリはしなくなりますが、欧米の数字はやはりただ事では無く、一度押さえ込んだところも大きな波を思わせる感染に見舞われているようです。やはり、人が動きだせば感染…

十一月、霜月、霜降月の1

山茱茰(さんしゅゆ)ミズキ科の庭木、朝鮮半島原産。春:黄色い花、秋:赤い実 この山茱茰、晩秋にはにグミに似た赤い実をつけ、漢方の強壮薬になるらしい。 九州弁だと「山椒⇒サンシュウ」なので宮崎県椎葉村のひえつき節「庭のサンシュウの~木~なあるう鈴…

十月: October、神無月の2

(暦のこと)古代ローマ初期の暦は年10ヶ月で304日、動けない冬期は数えなかった。 その暦で8番目の月がOctober。Octoは8を意味する、タコは8本足でOctopus。しかし次の皇帝が今と同じ12ヶ月に変更、1月と2月を追加し8番目だったOctoberは10月になった。そ…

十月:神無月、神在月(出雲)

2014年、初めてのパール富士で出会ったベテランカメラマンの方が急逝されました。最近は御一緒出来無かったものの、その精力的な活動にはいつも敬服していました。富士山の写真に関して沢山の事を教えて頂き、一緒に多くの撮影に同行出来たことが自分の大事…

九月・長月2、初めてのパール富士

全くの出来レースで予想通りの新総理が誕生。なぜ国のトップを身内だけで決められるのか考えたら、変な感じ。マスコミも忖度し新しさを強調して盛り上げているが、従来の継承路線でしか無い。今、喫緊に必要な感染対応の充実等では無く、携帯料金の見直しが出…

九月・長月1、雨の後に秋が来た

今月は2014年9月、写真を始めた頃に先輩に教えて貰う形で参加した撮影行(2泊3日の富士山五合目と山中湖周辺)の写真をベースに、五七五を組み合わせて見ようと思います。 1日:天災は忘れられたる頃来る、寺田寅彦:沖縄に台風9号、近くに10号も発生。 夜明け…

八月:葉月の弐、16日~31日(一茶を読む)

※小林一茶:1763年5月5日~1825年11月19日(参照:一茶俳句集、岩波文庫) 江戸時代、信濃柏原の雪深い山村の農家に生まれた一茶。三歳で母を亡くし、継母と折り合い悪く十五歳で江戸に出された。二十歳頃から俳諧師を目指すが思うようにいかず、父の死後、…

八月:葉月、仲秋(旧暦七、八、九月が秋)

今年7月は雨が長く激しかった、全国の被災地はまだ多くが復旧に苦戦している。 日本は明治の開国以来、海外からのコレラやスペイン風邪など感染症の洗礼を受けて来たが、その対応の歴史は残念ながら現在のコロナウイルス感染対応に何一つ生かされていない。…

7月、文月<夏>その2 (16日~31日)

7月後半に入っても雨模様の日々が続き、前線が停滞する気象状況です。経済に舵を切るという国の思惑は完全に外れ、感染第二波が現実の脅威になってきています。ここまで来ても信頼できるリーダーが不在で、検査も自衛の指標もなく、息が詰まりそうな状況ですね…

7月、文月<夏> その1

今月は芭蕉や先人の俳句を題材に、自分の思いを重ねたりイメージを変えて俳句もどき作成にチャレンジしたい。俳句についてきちんとした知識は無いので、真似ている内に少しでも良くなればと勝手に期待、試してみよう。 1日:芭蕉: 野を横に馬牽(ヒキ)むけよほ…

6月・水無月3(21日から30日)

普通の日々が戻った様な報道も多い中、東京の感染者数はまた伸びています。これアラートを出した頃の結果です?海外もまた波が来ており、普通にはまだ遠い現状ですね。 21日夏至:河童(カワタロ)の 気配背負いて 川遊び 小さい頃、夏場は近くの川で水遊び、河童に…

6月:水無月の2 (11日から20日)プロ野球開幕

11日:笹奥の 橙色揺れる キビタキや 木々の葉が茂り野鳥の姿が見つけにくく、暑い陽射しにも参っていたとき、笹の葉の奥にチラッ!とオレンジ色が見え、何とこの場所では初見のキビタキに出会えた!!アカゲラと同じ場所というのも不思議な感じがする。東南…

6月:水無月 1日から10日

(古くは水の月、水を田に注ぎ入れる月の意)水無月や神無月の「無」は古語で「の」という意味らしい。また、旧暦六月は田植えが終わり陽射しが強く雨も少ない、水が無いと言う意味もあるとか?混乱するなあ。どのみち、この国は農耕民族の国でした。 1日:梅…

皐月:21日~31日、緊急事態宣言を解除

緊急事態が解除、といっても問題が解決した訳ではなく、相変わらず具体性の無い演説。今後なし崩しで大きな波が来る?との不安は消えず。今は自分に出来ることを続けるしか無いのですが。 21日:小満や 南天のつぼみ 色づきし 小満:二十四節気の一つ、万物…

皐月2:5月11日~20日

解除を緩めたが、5月末から6月にかけて感染がどうなってくるか。ワクチン等が出来るまでは、もう安心という保証は誰も出来ない。今のうちに体制を作るべきだと誰もが思っているが。果たして!? 11日:聖五月 長崎の鐘 青き空 (聖五月、カトリックの聖母月…

5月、皐月、早苗月、1日~10日

新緑が綺麗で爽やかな風の季節、なのに外出自粛も継続。まだまだ先が見えない5月です。 1日:新茶揉み 釜脇に聞く 歌の香や (閏年の八十八夜は5月1日) お茶の香りで時折思い出す、小さい時に近所の小母さん達が集まり、茣蓙を敷いた上で茶葉を揉みながら…

4月その参(4/21~4/30)オンライン帰省

21日:夕霞 戯むれる影 砂の浜(風と飛沫のせいか、遠くの人物は霞んで見える) 時々、歩いて近所を回りそのまま海まで出る。海岸にはサーファーやランニングの人、自分等のように歩いている家族連れなど、適当な距離感で思い思いに動いている。 感染は怖い…

4月その弐(4/11~4/20)緊急事態宣言の国

11日:鯨尺 尺貫法の 春に消え(1960年4月11日メートル法採用を決議) 永六輔氏が鯨尺や曲尺の単位、尺貫法を保存する運動を展開していた事を思い出した。10進法の論理的なメートル法への統一は、尺貫法の元で、それぞれの職人達が実務の積み重ねから創り上…

4月卯月◆待ち望んだ春、望まぬウイルスの蔓延

1日:気がつけば エイプリルフールの 国となり April Fool`s Day (Playing mild hoaxes)(訳:人を悪意無くだまして遊ぶ日。)指導者による混迷が拡大し、民は混乱疲弊する国となった? 感染がほぼどこからでも発生する状況になって、如何に重傷者を保護して…

3月●弥生空 天地乱れ コロナ舞う●

弥生の空に舞うのが、コロナウイルスでは無いことを、武漢と同じ轍をこの国が踏まないことを祈りたい。 ●3月ある日の夕方、沈む太陽と飛行機雲が面白い景色を作っていた。まるで空が爆発したかのようだった。 昔の富士山の写真、太陽が出てくるとき回りの雲…

2月が終わり春の到来を待つ時期に

二月の時点で九州にやっと初雪が降るなど、今年は暖冬がより進んでいて、温暖化の進行が危惧されている。 また、世界を震撼させている新型コロナウイルスの肺炎も継続して拡大、日本は中国、韓国と並び危険な地域になった。一番の恐怖は今の政権に現場をみる…

2月に入って、COVID-19

なんと言っても、中国武漢で発生した新型コロナウイルスによる肺炎が、まだまだ収束の気配もなく感染した人数や死亡した人々の数も増加している。3000人以上が乗船した大型クルーズは横浜港で停留を余儀なくされ、専用機で閉鎖された武漢から戻った人達も不…

2020年が始まって

2020年1月1日、 年末に作った正月飾り、飾り付けに四苦八苦したが、無事正月を迎えられる姿になった。 ●正月に 何事も無き めでたさよ 今年の元旦は一名来られなかったが、毎年のおせち料理を食べることが出来た。製作者は大晦日の前から一日中台所に立ち、…