つぶやくdorotanuki

小さい穴から見える外界の様、過ぎる時代への雑感をつぶやく

2021-01-01から1年間の記事一覧

十二月:師走

2021年、令和三年も終わる。12月前半のトピックスとして80年前の真珠湾攻撃について、TVや新聞での取り上げに興味が湧いた。もう歴史の中の出来事になったかと思ったが、逆に当時の生存者が発言を始めたり、戦死者達の記録収集が進む中で戦場のリアルと、国…

十一月:霜月、霜降月

衆議院選挙:戦後3番目に低い投票率、野党共闘は惜敗、維新が三倍増。政治はより右よりへ向かうのだろうか。市民連合と政策協定を行った政党に増えて欲しかったが。 選挙結果への論評、14日付東京新聞、田中優子氏:法政大学前総長の意見。国民の4分の1が…

十月 神無月

雷の無い月、神去月、神在月、新米で酒をかもす→醸成月カミナシヅキ、醸すカモス:昔は噛んで潰した米から酒を造っていた。古事記や日本書紀にそんな記載があるとか、アニメにもあったような? 公園で見かけたクヌギの木に突き刺さった姿のオオスズメバチ。樹液に酔…

九月 長月

今年の八月は、いつも以上に猛暑と大雨が多かった感じがします。そしてオリンピック開催でコロナ感染の大爆発、医療逼迫を招き自宅療養が急増する中、亡くなった沢山の人達。信じられない異常な出来事も、普通の事のように錯覚していく中で、ブツブツつぶや…

八月:パンデミック:Pandemic

人獣共通感染症(伝染病)の世界的大流行。 2020年以来、新型コロナウイルス流行との戦いに世界中が苦しんでいる。こんな環境下で日本はオリンピック、パラリンピックの開催という信じがたいモードの中にいる。この8月、第五波の大波が起こるべくして起こり…

7月:七月、文月:陰暦七月、ふづき

雨模様稲穂膨らむ文月なり 普通に「文月:ふみづき」と読むけど「ふづき」が元々の読みらしい。収穫が近づくにつれて稲穂が膨らむことから「穂含月(ほふみづき)」「含月(ふくむづき)」が転じて「文月(ふづき)」になったという説、稲穂の膨らみが見られ…

六月、水無月(水の月=水を田に引く月)

<我田引水:物事を自分の利益になるように引きつけて言ったり、したりすること> G7という国際会議を最大限に利用しコロナ禍のオリンピック開催を国の内外に宣言。日本人の海外に弱い点を突き、反対を言いにくい雰囲気を作り出しています。何故、オリンピッ…

2021年五月、後半

May:ローマ神話、豊穣の女神マイアMaiaからとったMay。響きの良い言葉、でも5月後半は爽やかな五月は続かず、梅雨空が広がる予報、大雨による被害も心配されている。 5月16日(日) 姫沙羅の葉叢(ハムラ)秘かに花抱き 今まで夏椿と姫沙羅は同じものだと思い込ん…

五月、皐月、早月、早苗月 May

5月1日(土):薫風にこの身をゆだね歩き出す(ああ、今日から五月、良い季節が来た) 朝は爽やかだったが、宮城で震度5の地震が発生したり、夕方から激しい雨になって風雲急を告げる様相になっていった。コロナ感染感染者数も急増を続けている。 5月2日(日) …

4月後半:変異ウイルス感染逼迫

大阪を中心に変異種の急拡大で実質の医療崩壊、要因としてPCR検査の拡大を怠り早めに経済優先に舵を切った事、大阪都構想で公立病院の統廃合を図ってきた事もあるとか。ワクチンが無い現状では、人流を押さえる事以上の防止策は無い証明になった。国と東京都…

2021年4月、卯月

卯月 (十二支の卯の月、苗植月:ナエウエツキから転じたとも) 4月になって暖かくなった。で、問題も新たになって変異種がどうやら相当数この国を支配しているようだ。他の国、早々にワクチンを打った国でも感染者の増加は止まっていない。本当に不思議なの…

2021年3月、弥生:後半

最近、呪術廻戦というコミックを読み出しました。家族が買ってくるので見始めましたが、大流行した鬼滅の刃と同じく人気が有るようです。具現化した人の呪い、それと対抗する呪術師の戦い、正直鬼滅に似た感じも有るけど、感染の不安感もこんなオドロオドロし…

2021年3月、弥生

旧暦の三月「弥生」と縄文時代の後の「弥生時代」がどんな関係か確認してみました。季節の弥生は、古語(木草弥や生い茂る月:きくさいやおいしげるつき)が短くなり弥生=いやおい、になってその後やよいに変わったそうです。確かにこれから回りの草木が伸…

2021年2月 令和三年如月 後半

下向くや散り遅れたるモリ椿、川柳にもならないけど、国のコロナ対応不手際を忘れさせるために起きたかのような、JOC会長騒動は反省なく決着したようです。この間も緊急事態宣言の維持で、中小零細の多くの業界、企業はまるで中小企業統廃合の地ならしにされ…

2021年2月 令和三年如月

白梅のあと紅梅の深空あり(飯田龍太)知り合いに教えて貰った飯田龍太氏の「俳句入門」という本を買ってみた。この句の深空は何と読むか分からず、検索は「しんくう」との記載。でも「みそら」と読みたくなる。他のサイトで「みそら」と有り少し安心。先に…

2021年1月:令和三年 後半

与謝蕪村は、清朝渡来の芥子園(カイシエン)画伝等を教本とし絵画の修行を行っていたようです。芭蕉の奥の細道をなぞるような奥羽、東北への旅は句作のためではなく絵画の修行だったのでは、と森本さんは書きます。同時代の大和絵には池大雅もいて、1771年蕪村と池…

2021年1月:令和三年

ロバート・フィスク「これは映画では無い」というドキュメンタリー映画。2020年日本賞。イギリスのジャーナリストで中東の紛争を突撃取材し評価を受けた。ジャーナリストは現地に行き、現実に起きた事、現地の人々が見た事実を正確に発信すべきというフィスク…