全くの出来レースで予想通りの新総理が誕生。なぜ国のトップを身内だけで決められるのか考えたら、変な感じ。マスコミも忖度し新しさを強調して盛り上げているが、従来の継承路線でしか無い。今、喫緊に必要な感染対応の充実等では無く、携帯料金の見直しが出てくるというのも象徴的だ。
16日:1995年9月16日国連でモントリオール議定書が採択され「国際オゾン層保護デー」制定。
フロンなどのオゾン層破壊物質に対する排出規制が強化された。宇宙線から生命を守るオゾン層。
オゾン層素顔で拝む秋暁に(オゾン層が破壊されたら高山で日の出を見るには防護服必要?)
(写) 2014年9月、2日目朝の富士山、脇腹に出たダイヤモンド。 ※秋暁(シュウギョウ)秋の夜明け
胴震い山小屋包む星月夜
2日目の朝、外に出ると木の葉が氷で縁取られていた。そういえば昨夜、満天の星に抱かれた三人しかいない山小屋は寒かった。やはり2000メートルを超す高地は冷え込み方が違った。
朝の水場に期待した野鳥は、前日とほぼ同じ顔ぶれ。枝に止まったホシガラス、オハヨウ。
またね!と後頭部の羽毛を立て?飛び去るルリビタキ。水浴びで逆立ったよう。
17日:特異日、大型台風が多い日。9月17日と26日。17日例:枕崎台風、第2室戸台風
1964年の東京オリンピックは秋雨が終わる頃を選び成功、特異日情報を生かした事例。(写)昼頃に五合目から山中湖方面に降りる。途中、パワースポットでもあるパノラマ台で休憩、秋の富士山と山中湖の景色を楽しんだ。
2020年9月17日:急に思い立って箱根に出かけた。目的地は決めず、芦ノ湖から仙石原のススキ、それにポーラ美術館をまわった。美術館ではモネやマチスの絵をみる事が出来た。仙石原のススキはまだ穂が開ききらない感じだったが、秋の初めという雰囲気を見せており、結構人も出ていた。
人波や仙石原のススキかな(シーズン前だったが、思ったよりも人出は多かった。)
野鳥は見えず石ころの上にエルタテハ、羽を閉じるとまるで枯れ葉のよう。擬態か?
暫くすると、近くの薊に飛んだ。羽を開くと綺麗な色が見え、同じ蝶とは思えない。
目立たないが、けなげな雰囲気の小さなイチモンジセセリ。薊に下がっています。
(写)さて湖畔に到着し、富士山のベテランの人を待ちながら日没を待つ。この夜は湖畔で車中泊。山中湖で日没後のパール富士に初挑戦、ベテランの人と合流し 一緒に撮影するとのこと。でも何となく雲が多い空で富士山も見えず、晴れてくれるだろうか?だんだん不安になってくる。
戦前、関東軍の謀略で起こった鉄道爆破事件、これを中国の仕業とでっち上げ満州事変、日中戦争、太平洋戦争へと突き進んだ出発点です。今、敵基地攻撃など戦前回帰を望むかのような意見がありますが、戦争によって日本人で310万人、アジア太平洋で2000万人とも言われる命が殺された事実は変えられません。また槍を持つのか、過去の反省も忘れ突き進んではいけないと思います。
剣が峰真珠乗る秋 夢心地
(写)ベテランの人と合流し月を待つが、黒い雲が晴れず最悪、撮影は出来ないかもと不安なまま。しかし、10年以上富士山を撮っている人が、必ず出る、と言いきり信じて待つことにする。と・・月が落ちるタイミングで、なんと雲が下がってくれた!教えて貰いながら必死でシャッターを押す。
そして望遠で狙っていた頂上のシーン。正直、こんな細い月は撮るのが難しいらしいが、教えて貰った通りにやったお陰で初心者でも撮れた、感激。沢山の人が湖畔で夜中に集まっているのは、初めて見ると異様な感じだったが、無事に想いの一枚が撮れたらこんなに嬉しいのかと、納得していた。
※パール富士:月と富士山頂。ダイヤモンド富士:光芒が派手な太陽と富士山頂。
19日:子規忌、糸瓜忌、獺祭忌:正岡子規(本名:常紀規)1902年、明治35年9月19日没。
ペンネーム子規=ホトトギス:口が赤い、喀血。糸瓜=ヘチマ、治療の水。獺祭=枕元に書物を並べている正岡子規の状況をカワウソが餌を並べる様に例えた。※ダッサイは日本酒の名前にも。
柿食えば鐘が鳴るなり法隆寺:句の真意はよく分かりません、本人以外は。でもとても有名な句。明治の俳人、夏目漱石や尾崎紅葉、高浜虚子、森鴎外等との親交。俳句雑誌ホトトギス刊行。
(写)月が落ちて星が綺麗に見えてきた。富士山も静まったかのように闇に沈んでいく。
赤富士や今朝は波立ち山中湖(3日目の朝)
(写)山中湖の夜明け、車中泊でやっと寝付いた早朝、先輩に今は起きて撮影!と教えられた。朝5:46、赤く染まる赤富士には少し足りなかったし風も強いが、この朝の富士山が撮れた。赤富士と紅富士の違いを教えられたのもこの日だった。
冬場の雪が染まるのが紅富士、納得。
少し時間が経過した。残念、期待したほどには赤く染まらない。
周りもだいぶ明るくなってきた。
20日:バスの日:明治36年:日本初の営業バスが京都、堀川中立売~七条~祇園の間を走った。
山中湖から花の都公園に移動し花と富士山の写真を目指す、花は少なめだったが風景撮影の基礎を教えて貰う。花の都で咲いていた百日草やヒマワリそして秋桜などを入れ、富士山を写す。
(写)公園の道沿いに柵のように並んだ植木達。まるで行進しているように見えた。
トランプに負けぬと立木並ぶ秋(塀は作っているの?選挙でそれどころでは無いか)
21日:敬老の日、ようやく30度以下の日も出てきた、雨模様の日も増え季節が変わる。
(写)キバナコスモスが一面に咲いていた。取りあえず好きなように撮ってみる。
秋桜(アキザクラ)日の本一の裾飾り
22日:秋分の日 (4連休最終日)連休の人出が2週間後にどういう数字で出るのかな?
(写)百日草を手前に置き富士山を写す。偶然、遠くをカワラヒワの群れが飛んでいた。でも遠すぎて黒い点にしか見えない。こんな沢山の群れはあまり見た事が無い。
秋惜しむ群れ飛ぶ鶸ヒワや花の里(カワラヒワは目つきは悪い?けど綺麗な羽の鳥です)
一本だけ背の高い百日草、富士山と背比べ。
23日:万年筆の日、1809年9月23日:英国フレデリック・バーソロミュー・フォルシュ氏考案。万年筆の日は知らなかった、自分も昔気まぐれで買った万年筆を思い出したように使っている。
夜半ヨワの秋 万年筆はインク切れ また通販で在庫を調べないといけないのかな。
(写)ヒマワリに花蜂がきていたので、手前に集中して撮影。
24日:みどりの窓口、1965年開設。<台風12号、心配したがさほどの被害は無し>
コロナ秋みどりの窓口ざわめきし(国も人も健康でこそ旅を楽しめる。経済も健全な国が基本)
(写)コスモスが富士山と話をしているよう・・には見えないかな。
25日:藤袴、キク科(九月の誕生花)花言葉:ためらい、躊躇、優しい思い出など。
(写)これは藤袴では無く、後ろ向きのヒマワリ達。後ろ向き向日葵も面白く感じた。
秋の日やヒマワリの群れ東向き(向日葵、蕾の時期は太陽を追い、花になりほぼ東向きに固定。)
26日:特異日2:青函連絡船、洞爺丸、1954年9月26日台風15号で沈没。1155人死亡。
(写)花の都公園から、日曜日のみ解放される陸上自衛隊富士演習場に移動し、富士山撮影を目指す。演習場の中は戦車が走り回るらしいが、無論一般開放の日には走っていない。未舗装で泥が剥き出し、車は埃だらけ。石ころもゴロゴロして、一面にススキが広がる自然の原野だ。家に帰った後の洗車が大変だった。
薄の野タイヤの溝のマグマかな(富士山の噴火時には、溶岩や火山灰で大きな被害が出た。)
ススキの原野:戦車道見え隠れする薄原(火力演習は人気だが、現実の発砲は無い事を祈る。)
27日:世界観光の日(世界観光機関、UNWTO)が制定。※Word Tourism Organization
最初はWTOと呼んだが、Word Trade Organizationの創設後は混同を避けUNを付けた。
もう一つ「女性ドライバーの日」大正6年、栃木県の渡辺はまさん(23歳)が日本女性初の免許取得!(写)演習場の片隅に咲いていた、小さな花をその女性に捧げたいな。
先駆(サキガケ)の 女(ヒト)むらさきの松虫草
検索し松虫草の名前知る。(偶々2014年に撮った花、松虫が鳴く頃に咲く花の意味らしい)
28日:秋の夕焼 鎌を研げ(ことわざ)翌日は晴れが多い。草刈りや稲刈り等の農作業の日。
今、鎌を研いでいたら不審者として通報される事、間違い無しだ。日本が大きく変化した事を感じる、農家で生まれたので鎌は普通にあったが、今は鎌など持っていないのが普通。取りあえず運良く綺麗な夕焼が見られたら、しばし眺めて昔は鎌を研いでいたのか、と思ってみよう。
稲刈りは済みしと友のLINE来る(田舎の友から、今年の稲刈りを終えた連絡、夕焼け空を連想した。)
秋の陽や富嶽うすらに白化粧(写真は2014年9月、五合目からの富士山、雪は無かった。)
(富士山:2020年9月21日、薄と雪化粧、初冠雪には至らず。28日初冠雪の発表)
この政治家には人に訴える魂があった様だ。侵略し虐殺行為も行った相手国と話し合い、戦後補償の放棄という結果にたどり着いたのは、良い悪いを越えて腹を割った話し合いの結果だと思う。
(写)演習場から見る富士山は五合目とは違う雰囲気で、まさにそそり立つ威圧感を持って迫ってきた。
政治家の言葉の軽き秋の暮れ(最近のという前置き必要、以前は戦争の実体験が生きていたようだ。)
30日:神送り、冬の季語:出雲へ行く神々を送る日。(来月は神頼みも出来ないのか?)
まさかペンギンか!と見直したホシガラスが飛び出した一枚、気に入っている。
ホシガラス一気に飛び出し神送り(ホシガラスも神様の仲間かも)
こんな感じでてっぺんにいた。↓
今回は、2014年9月の写真と小旅行記を基に、いつものいい加減な俳句もどきと組み合わせた。実際に箱根に出かけて写真も撮れたし、自分としては少しやった感がある。俳句もどきは相変わらず、とってつけた表現しか出来ないが、少しでも納得できる内容をめざしたいと思います。
(写)秋薄暮名残惜しむや枝の先