紫蘇の花:九月頃から花壇の紫蘇が小さな花をつけていました。白い花は「青紫蘇」紫色は「赤紫蘇」との事。我が家の花壇では白い花が咲いていました。
この花にシジミ蝶「ウラナミシジミ」が良く来ていました。後ろ羽の先に目のような模様があります。
小さなハナバチも来た。小さな花に小さなシジミ蝶や花蜂で、小さな花壇が小さく賑わいました。
10月1日(日) ついたちは左隅から神無月 今年2023年の1月1日も丁度左隅から始まりました。
10月2日(月)ジャニーズの会見二度目かりんの実、日本の社会に残る戦後のカス、閉鎖性。以前貰った花梨の実、砂糖漬けにしたが結局、食べずただ置いてあった。ジャニーズの問題はテレビ局がタレントを商品のように利用する事を優先した結果かと?タレントの人気で高視聴率が目的、人権より視聴率優先で周囲が商品扱いした結果ではと思う。二度目の会見も余計なリストが見られたり、より追い込まれる結果に終わった感じだ。
10月3日(火) エビガラスズメ独り占めする残暑かな え!セミか?と通り沿いで見つけて、後でチェックすると「エビガラスズメ」という大きめの蛾だった。スズメガの一種で腹部に赤い帯状の模様があって、海老を思わせるところから名前がついたようです。残念ながら羽を開かないと腹部が見えません。初めて見たでっかい蛾!にビックリしました。1 0月まで続く残暑、セミが生きていても不思議に思わなかったかも。
10月4日(水)秋の雨今朝は涼しき医者通い 新しい医者に行く、雨が降り涼しい朝だった。今まで服用し続けた骨の薬、検査値は悪くないので、一旦止めてみましょう、と朗報?を聞く。継続できれば良いのだが。
10月5日(木) 秋没日アキイリヒ追い越す影と残り香と 夕方は少し歩きやすくなってきた。
10月6日(金)乾燥の手足指先秋の宵 気温はまだ夏のようだが、少し乾燥してきたのか洗い物の後、手指がガサガサと荒れてきた。秋に少し近づいて乾燥してきたのかな。
10月7日(土)鰹節の飛沫の陰や秋日差し 鰹節を削る、周りに屑が散乱するが日差しが強く見つけやすい。
鰹節を削る手元の秋斜め 日差しは斜めで強いが、今までの暑さは大分消えた。秋が来たんだろうなあ?
10月8日(日)秋曇り昔の曲を流す午後 久しぶりに昔買ったCDの曲を聞いてみる。
ラグビー惜敗昔の友の顔浮かび TV観戦、残念。高校でラグビーを頑張っていた友を思い出した。
10月9日(月)スポーツの日:十七度氷雨冷たきスポーツの日 いきなり気温が急降下、寒さに震えた1日だった。秋雨や資源回収かじかむ手、段ボールや雑誌の回収の日、雨の朝に手が悴カジカむ、回収する方も大変だろうなあ。この急激な寒暖差には体がついて行かない。
10月10日(火)秋悲愴戦禍拡大パレスチナ、ロシア・ウクライナ戦争だけでも地球にとって大きな被害なのに!7日以降ガザ地区を実効支配するハマスからの大規模攻撃、イスラエルの反撃も激しさを増した。イスラエルが「戦争宣言」、戦いは拡大し続けていく様子。世界にも飛び火しそうな出来事。元々ガザは天井の無い監獄と言われてきた地域だ。多くのNPO等も住民支援の活動をしている地域だと思う、戦いに耐えられるのか心配?
10月11日(水)バイバイの響く路地裏秋夕焼、 遊び終えて親と一緒に帰る子、見送る子は名残惜しそうに手を振っている。近所に小さな子供達が増えて、子供らの声が飛び交い賑やかになった。
10月12日(木)秋晴れや昭和歌謡の床屋かな 晴天の日、伸びきった髪を切りに行く。店内はいつもはFM放送流しているのだが、この日は機器の故障か、なつかしい昭和歌謡が延々と流れていた。
八冠の目尻やさしき爽やか風、藤井名人八冠達成!前人未踏の快挙、日本中が大騒ぎ!
10月13日(金)取敢えず解散請求秋の風、これで解決するわけでは無いが、一歩すすんだ旧統一教会問題、道はまだまだ険しいだろうが、苦しみ続ける人が報われる日は来るか?
10月14日(土)ガザの人世界の歪みに殺さるや 200万の人が閉じ込められ、今殺戮予告を受けている、こんな世界で良いのか!問題の根っこは深く長くこんがらがっているようだ。
自己保身呂律回らぬ夢の果て:細田議長の退任会見、盛山文科大臣の統一教会解散命令の請求、一見やっとまともな動きかと期待したが、細田氏は健康上の理由と言いながら議員は辞職しない!両名とも統一教会は関係が無い!と自己保身ばかり。いい加減にスッキリさせろ!と叫びたい。苦しむ宗教二世、政治と宗教、何も変わらない。
10月15日(日)昨夜からの雨は、昼前に上がった。
ガザはイスラエルの包囲になぶり殺されている。アメリカはイスラエル支持の拒否権行使。
1914年7月第一次大戦、イギリス+フランスと中東を支配したオスマントルコ+ドイツの戦い。当時の強国イギリスは中東戦争勝利の為、アラブの有力者フセインと、1917年にはユダヤ人とも中東での国家建設の約束を行う。同時にフランスとは中東の分割を秘密協定で決め、実際には分割統治を実行した。その後の第二次世界大戦で国費を費やしたイギリスはパレスチナの問題を国連に放り投げた。国連は1947年パレスチナを分割し、56%をユダヤ国家、43%をパレスチナとし1%の両方の聖地エルサレムを国際管理とする案を提案した。
だが、この案を不服とする双方により4回の大きな中東戦争が勃発。1993年オスロ合意で一旦は終結。しかし近年、イスラエルの拡大が進み、取り残されることに危機感を抱いたハマスの攻撃により、今また戦争の危険が迫っている。普通に暮らすガザ市民には何のメリットも無い戦闘、今も囚人以下の生活を強いられているガザのためには、早く落ち着く必要があるがこの絡み合った歴史に、明快な解決策は出ない事が予想され、憂鬱だ。
10月17日(火) 久々に里山公園で写真を撮る。いつもの池には小ガモ、でも図鑑と姿が違うと思ったらエクリプス(Eclips:日蝕や月蝕の蝕を表す。)らしい。今の時期の雄か雌かが外観からは区別しにくい状態をエクリプスと呼ぶそうです。撮った写真が図鑑と違っていた訳だ。巣を作るとき、天敵に見つかり難くするため、とも考えられている様です。
10月18日(水)黄昏れて三日月細く空にあり、例年よりまだ高い気温の日も多いが、細い月は少し寒げに見える。里山公園のまだ若いススキの穂、赤みを帯びて柔らかな穂が輝いていた。
10月19日(木)秋の日や引き籠もり見る蜘蛛の糸、今日はやろうと思った事を忘れ、何となくボンヤリと過ごしてしまった、いつもの日。(写真:蜘蛛の糸が見えますか?)
10月20日(金) 常世の闇トコヨノヤミガザ侵攻のイスラエル、世界は騒乱の世紀に入ったのか。米国バイデン大統領がイスラエルを訪問したがガザの騒乱を押さえる結果は出せず。ネタニヤフに攻撃のお墨付きを与えた格好になり、アラブ各国やヨーロッパは一斉に反発。米国の経済界にユダヤの占める力は強大で大統領選挙にも響くからか。(蜘蛛は何匹?探せますか?)
4匹います。でも小さく見づらいかも!
10月21日(土)国境なき医師団 悲痛な世界救う人 数日前に来ていた寄付の手紙、今回は同封のレターが現実感を持って訴えかけてくる!時折気まぐれに寄付していたが、ガザで活動する国境なき医師団の安否も気になり、せめてもの思いを込めて少し寄付をする。何とか無事で居て欲しい。
10月22日(日) 人工の関節選ぶとヨガ教師 人工関節、ヨガのインストラクターが来月、人工関節手術の予定だと話し出した。仕事に支障ないの?と余計な心配。でも、筋肉が支えだから皆さんも鍛えて下さい、と話していた。自分には鍛える筋肉が元々少ないけど。
10月23日(月)足元に冷たさのこし夜半の秋
朝晩の気温が低くなり、エアコンを止め扇風機を仕舞う時期になった。この冬は気温高めの予測?
この秋は熊も闊歩す通学路 各地で襲われる人まで出て異常事態だ。山の実りの問題が原因なのか。熊だけでなく鹿や猪まで!!!
10月24日(火) 悲しさは体に名を書くガザの子よ
死者がすでに5000人を越えたという、ガザ。子供達が体に名前を書く、こんな残酷な状態に誰がしたのか。子供達に何の責任があるのだろうか。30年前、アメリカ、ホワイトハウスでクリントン大統領の立ち会いでイスラエルのラビン首相、パレスチナ自治区アラファト議長が締結した「暫定自治合意」はその後の両国の右傾化などで実現すること無く、今回のハマスによる襲撃、拉致で最悪の事態となっています。犠牲になるのは子供や弱い人々。
秋の月:夕方、暗くなりかけた空に月が見えたので望遠レンズで撮影。久しぶりに月の顔に近寄れた。
月は地球から見るといつも同じ面しか見えない!月の公転周期と自転周期が同じ27.32日のため。と説明を読んでも何の事?だが、言われてみればクレータや影の位置は確かに同じだ。
10月25日(水)屋上架屋オクジョウカオク欲望の果て万博や (屋上架屋:無駄の例え)
(大阪万博について)25日夕刊、東工大教授、 中島氏が指摘する大阪万博会場の「夢洲」問題。当初予測:1250億から現在:2350億に倍増された建設予算。現在の建設業界では需要超過が続いている、いま万博建設に人、資材を集中すれば他のプロジェクトも停滞させ価格高騰や経済の悪循環を起こす、との予測。また問題山積なのに開催に突き進む姿を戦前の大本営に例え、振り上げた拳を下ろせず、無理な作戦で壊滅した戦前の日本軍と同じ思考だとする評論を紹介。何より会場予定の「夢洲」はゴミや建設残土の埋め立て地で、人が集まる万博やIRの用途に敵さない、とも書いている。我家の近くの砂浜も違法に建設ゴミ等の処理が行われ、時折有害性が問題化するので人ごとでは無い。日本中の海岸に不法投棄された危ないゴミが隠されているようだ。足元を汚しておいて何を展示するというのか。
ヤマトアシナガバチ
10月26日(木) 東京新聞、26日の記事でも大阪万博が取り上げられていた。万博の目玉だった「空飛ぶクルマ」安全確認が取れていない。建設が進まない海外パビリオン、国内も吉本興業やガンダム頼み?これは万博と呼べるのか??何より目指しているのは「IR」カジノ建設のようだ。パレスチナへの緊急人道支援は15億円、万博が2350億円!150倍の金額。私達の税金だ。政治家が目標とするのが「カジノ!」賭博を国家目標にするのか、しかも国内の貧者の金も海外カジノに吸い上げられる。博打の常識で儲けるのは胴元、海外企業。これでは国民、国家を「売る!」に等しい行為なのでは?もし大阪の政治家に判断力が残っていたら中止を決断すべき、大阪府が提供するAIでも「万博は中止」とでるらしい。今は万博もオリンピックもやっているような時代では無い。
10月27日(金)秋の風白き綿毛よ蒲ガマの子よ
先日の里山公園、ガマの穂に風が当たると白い綿毛を吹き出していく。風に乗せて命をつないでいく作業。毎年繰り返される営みだと思うが、今年はじめて目の前で起こった。
10月28日(土)ハロウィンの衣装行き交う裏通り 渋谷では若者中心の迷惑行為が大きな問題になっているハロウィン、今朝は家の前を何組かの子供の行列、この界隈では定着してきたようだ。宗教色は感じないけど。
カワセミの飛び込む音や池の秋 先日の里山公園でカワセミと遭遇、ボチャ!と結構大きな水音をたて、小魚を咥えている時もあったが、空振りも多い。せっかくの遭遇に、カメラとレンズの組み合わせを間違え小さく写ったカワセミ。思ったような絵は撮れず残念だったが、久しぶりに姿を見られて良かった、と諦める。
10月29日(日)
幼子の影踊らせて秋夕焼 夕方、逆光の中で幼子が自分の影と遊ぶようにクルクル回っていた。
駐車場のフェンスに咲いていた丸葉朝顔、ミルキーウエイと言う名前もある、今頃アサガオ?と思ったが。別名:メキシコアサガオ 江戸時代の初期に観賞用として渡来したとのこと。
烏瓜カラスウリ故郷遠くメジロ鳴く 子供の時、一人で裏山を彷徨い野鳥の声を聞いていた。秋にはメジロが鳴いていたのを覚えている。過疎の田舎には誰も居ない静寂の世界があった。烏瓜の赤い色を観ると、急に一人で裏山を彷徨っていた頃を思い出す、あの頃も「熊」は出なかったし、平和だったのだな。
10月30日(月)寄らば逃げ止まれば近き蜻蛉かな トンボの機嫌が良いと写真を撮らせてくれる。
悠久のパレスチナの地焼く業火 イスラエルのガザ攻撃が第二段階に入り地上戦が始まった。東京新聞の記事:イスラエル建国、旧約聖書では紀元前1000年頃にユダヤのダビデ王が首都をエルサレムに建国、紀元70年ローマ帝国に滅ぼされた。その後の民族放浪、第二次大戦での虐殺など歴史に翻弄されてアラブ諸国反対の中で1949年に建国。
想像できないほどの過去から戦ってきた国々。一緒に生活は出来ないのでしょうね。
10月31日(水)動と静大地を掴み巨木たち 何の木だか名前は分からないが竹林でどっしりと土を掴んで立っていた木。人の寿命より長く生きる木々が静かに立っている。
百年以上生きる巨木はひたすら風雪に耐えているのか。植物にも感情に似た信号伝達があると聞いたから、風の強い日等には愚かな人間にメッセージを送っているかも知れない。砂漠に巨木は無いから、無限の争いを続ける人間達が育ったのだろうか?いやいや砂漠の地にも砂と風の声がある。でも今、世界中で沢山の人間が周囲の自然をも破壊しながら、無益な戦いを繰り返している。