つぶやくdorotanuki

小さい穴から見える外界の様、過ぎる時代への雑感をつぶやく

2023年7月(令和五年七月)文月 大雨と熱波の夏来る。

7月1日(土)夏の雲フェイクニュースプリゴジン、一瞬、プーチンを追い詰めるかも?と思わせた茶番劇。粛正されると思ったら、アフリカに稼ぎに行くらしいとか?何なのだ!

ウクライナの反転攻勢は進まず、戦争はまだまだ長期化する模様、世界の不幸は止まらず。

ふるさといかに線状降水帯(北部九州は大雨予報、田舎の川は大丈夫?昔の大雨を思い出す)

午前二時雨戸鳴らすや送り梅雨(梅雨明け頃の大雨=送り梅雨、でも梅雨明けはまだ先か。)

7月2日(日)初蝉の声短めに校舎脇(小学校の脇を通ると蝉の声がした、今年初めての蝉の声。ジジジ!と短く鳴いていた。その後はほぼ聞かない?暑すぎて蝉も逃げ出したかな。)

7月3日(月)水玉の傘クルクルと梅雨晴間(庭に干した子供の傘、風で通りに転げ出る。)

濁流の青田ひと飲み暴れ梅雨(九州など線状降水帯の影響で大雨、川が氾濫。田も水没して一面泥の大河だ。心配した故郷の地名はニュースで聞かない、多分無事だったのだろう。)

7月4日(火)片陰を競うや我と四十雀(夏、炎天下の建物等の陰=片陰)木陰に入ろうと急ぐと頭上の葉陰に鳥も飛び込んで来た。一緒に涼む、シジュウカラもこの暑さに参ったのだろう。

7月5日(水)夏の雨カタログ届く忌明け日や(姉の忌明けに会葬返礼品のカタログがきた。今はこのスタイルだ。)忌明け:七×七で四十九日、あの世での行き先が決まる。冥福を祈って喪に服す期間が過ぎて日常に戻る目安。そういえば、この日は父親の命日だった。

7月6日(木)コロナ明けフォションアイスのお中元 

世の中はコロナを消そうとするかのよう。でも自分自身は体調不良気味が続き、念のためマスクはまだ常備。コロナやそれ以外の感染症も子供を中心に広がり続けている。身近な医療窓口は熱が無くても受け入れを拒む態度に変わっていた。国民皆保険の中身が怪しい、マイナカード統一だけを頑張っている国?この暑さと甘いアイスに騙されてしまいそうだ。

7月10日(月)この日の大雨、線状降水帯により2017年に被害を受けた九州北部でもまた大きな災害になった。どうにも出来ない天災かも知れないが、人間の経済活動優先、自然破壊がその被害を大きくしていることは事実。激しい気候変動は今、世界を襲っている。

昨日、7月9日(日)急に喉が痛み出す。熱を測るが平熱、念のため外出を止め家に籠もる。

7月11日(火)喉の痛みから鼻水に変わり夏風邪?かと思ったが偶々予約していたいつもの医者に行く。医師の診察を受けようとすると、症状が出ていたら直接来るなと怒り出す。熱はないし普通に夏風邪か?と思ったことを伝えても、他の患者を理由に薬の処方をすると、すぐ院外で待て、と言う。これがかかりつけ医の対応か?

7月13日(木)国内最高気温、39.1℃八王子。こんな気温に驚かない日々がやって来たのだ。

すでに2020年8月には浜松で40.1℃、2018年にも熊谷で同じ気温。生存することが厳しい環境になってきた?この激しい気象は大量の積乱雲を生み、上昇する竜巻や下降するダウンバーストの突風を生む。竜巻は狭い範囲で被害を出すがダウンバーストは広範囲に建物などを破壊する。戦争の世紀に入った人間社会、荒々しさを増した気象、何か関連があるのかと思ってしまう。どちらにしても一般の我々には生きづらさだけが増えている。

7月14日(金)白百合の花うなだれて垣根越し、連日の暑さ、綺麗に咲いた近所の白百合も熱波にバテているよう様に見えてくる。

7月16日(日)冷房がホモサピエンスの生きる術スベ(地球環境の激変は世界中で生き物が生存する環境に大きな影響を与えている。夏場の激しい雨や気温の上昇、人類がエアコンで生き延びるにも限度はあるだろうが日々、エアコン無しでは夜も眠れなくなっている。)

7月16日(日)蟹を食う家族団らん無言なり(この日は家族のボーナスで蟹を食べに行った。)

7月17日(月)海の日、連日の36℃越え猛暑。この日もなるべくエアコンの中で過ごす。

夏の暮れ道の真中の青柿や(枝から落ちた青い柿が、道の真ん中に陣取っていた。)

7月21日(金)手を合わす水に飲まれし夏休み、福岡で夏休み初日に三人の女子児童が川遊び中に深みにはまり水死。やっと待ち望んだ休みに、本当に可愛そうな出来事だ。先般の増水が何か影響をしていたのだろうか?でも昔、川で遊んだ経験から危険が多いのも事実。

7月24日(月)コンクリの電柱に聞く蝉の声 暑い日々に蝉の声が響きだした。でもコンクリートの電柱では暑く無いか?樹液も無いし、だから蝉も減ったのかなあ?今は昔、子供の頃に聞いた蝉時雨、降りくる蝉の声を桜の木の下、岩の上で葉陰に寝転び聞いていた。

汗を搔きながら聞いた夏の思い出、圧倒的な蝉の声はしかし心地よかった。

マイナンバーカードと保険証の一体化>カード管理の問題が続いています。このマイナ保険証の一体化は、もともと経済界の強い要望を受けて、政府が推し進めてきたそうです。

コロナ禍での一体的な医療提供が目的かな?と台湾での事例を思いがら期待しましたが、一体化に対する経済界の要望は、企業への法人税増加は抑え、国民の収入データの把握で広く漏れのない消費税増税につなげ、税収確保の為の個人データ収集が主目的らしい。

実際に1989年の消費税導入から35年累計で消費税収累計は508兆円!一方で法人税は累計609兆円減?この過去の消費増税で国の税収に占める企業の法人税所得税、住民税を減らし業績向上に寄与しました。また、今後はインボイス制度の変更で個人零細事業者からの「税収アップ」をも目指しています。さらに国が収集するマイナカードの膨大な個人情報は企業がビジネスに使う目的で、これを欲しがっています。なんてこった!!

単に登録手続きがいい加減だ!という問題だけで無くその使い方が大きな問題を含んでいました。そのうち保険証は無くなる、とのアナウンスで仕方なくマイナカードに紐付けだけはしました。でも、一部でも個人情報を企業に勝手に利用される、と言う事を許可する気になれません。ましてそのことが、特に大企業の税金の肩代わり、というのは納得いきません。

植物の不思議

植物にも神経が?!植物は害虫に葉を囓られると傷ついた細胞からグルタミン酸を出し、細胞内でカルシュウムイオンのシグナルを発生する。これが養分を運ぶ師管を通し他の葉に伝わる。これによって害虫が嫌がる物質を作り食害を防ぐ。動物の神経に相当するようなこの働きは最近TVでも紹介されていました。植物も生き物!という感じが強くなりました。

毎日話しかけると花が綺麗に咲くと言う人もいます。言葉での直接なコミュニケーション事例は聞きませんが、生き物同士としての意思疎通は発生しているのかも知れませんね。

生物の多様性

NHKのTV番組から:「生物多様性」誕生の秘密、長いあいだ海で進化した生物は4億5千万年前から次々に陸地へ進出する。もともと海水で覆われていた地球が、地軸の傾きで?陸地と海に別れていき長い時間をかけて植物、昆虫、脊椎動物などが上陸を果たしていく。大地という新たな環境に適合しつつ、生物はその後、爆発的に多様化していく。

この陸上進出とその後の多様化で大きな役割を果たしたのが生物同士の「共生」だった。地球の生物多様性には、無限の英知が眠っている。クマノミとイソギンチャクも共生の一例。

一匹のアリがアブラ虫と共生する方が繁栄の道だと知っているはずの人類が、ロシアとウクライナを含め戦争の世紀に入ったかのように殺し合い、地球自体を壊すレベルの核戦争の危険性を抱え戦っている。人類以外は核兵器も持たないし原発も作らない、自然に従う。

共生を自然界から学ぶべき時代かも知れない。道具を使って破壊的な戦争をするのはこの地球上で人類だけ。言葉を話す人類は、この言葉でお互いの妥協点を探っていく事が地球レベルで求められていると思う。宗教が伝えようとするのはホモサピエンスの共生かと思う。

そう言えば旧統一教会問題は何か進展したのかな?まだ質問しているばかりかな??

ウクライナでの戦争は双方がクラスター爆弾を使用する最悪の事態に発展しています。多くの不発弾を残しその土地を実質使えなくしてしまう最悪の爆弾。世界の穀倉地だったウクライナがたとえ勝利しても長きに渡り抱え込む脅威です。ロシアでは永久凍土の土地が溶け出しているが、戦争状態のため国際的な共同研究が滞り、対処が出来ていないことをTVのニュースで知りました。凍土に封じ込められていた大量のメタンが大気中に溶け出し、益々温暖化を進めてしまうことが危惧されています。戦争は誰にとってもマイナスでしか有りません。日本の政治も原発や温暖化に対する対応を考えるより目先の経済効果ばかりを追っています。地球がいつまで人類を許容してくれるか不安です。