つぶやくdorotanuki

小さい穴から見える外界の様、過ぎる時代への雑感をつぶやく

十二月、師走の2

2020年がこんな年になるとは誰も予想しなかったと思う。年明け何となく気になった横浜港クルーズ船のニュース。何だか分からないことが起きている不安が最初だった。そして中国の武漢、笹ネズミと言う名前や机以外は何でも食べるという中国を揶揄した言い方を思い出す。当初の緊張感の中、当時の首相がいきなり休校を宣言した。マスク騒ぎもあった。

ウイルスのことを色々と学んだが、本当のところは理解できていない。なぜ、細胞の一部分みたいな物が変化したり、何が嬉しくて他の生き物の細胞に入り込むのか、何が快感なのか、などつい生き物として考える。人間と違いコロナは脳も無いのに、人や動物の細胞を利用して子孫を増やして行く。本能?未だ誰もコロナの気持ちを教えてはくれない。

ハヤブサⅡが持ち帰った砂粒で、この疑問が解消するなら面白いのだけれど。でも本体はまた宇宙に飛び出していったし。大変だなあ、有給休暇を取らせなくても良いのだろうか?

ハヤブサⅡからも見える松本城のライトアップ(大嘘です、2017年の松本市街夜景)

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12月16日:冬暗き雨戸の先の明けの星(くらい朝、雨戸を開けると明けの星が見える。)

急に大雪の話題が天気のコーナーで騒がれている。コロナの感染急拡大に加え正に風雲急を告げる様相になってきた。未だ真っ暗な朝、雨戸を開けると暗い中にポツンと金星が見える。寒く凛とした空気の中に灯る星は、今朝の気持ちを新たにしてくれる。

※2020年、6月頃までは宵の明星だが7月から12月には明けの明星になる、写真は朝日。

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12月17日:健康診断:ウイルスの抗体検査この冬に

今日は年一回の健康診断、病院に着くと健診窓口でコロナウイルスの抗体測定を実費でやっていると言われた。今まで実際のウイルスチェックは何もやったことが無いので、迷った末やることにした。どうせ採血されるし、その血液でIgG抗体を調べるらしい。結果は三週間程度掛かるらしいが多分陰性だろうし、もし抗体が出来ていれば安心材料にもなる。

ワクチンが先行したイギリスやアメリカでは数人にワクチン接種でアナフィラキシー症状が出たらしい。ワクチンは人工的に感染させる訳で、後遺症も考えたら完璧では無い。

三日月と木星土星(午後16時25分36秒の撮影)397年ぶりの急接近。

17日夕方、細い三日月が面白くて撮影。すると今年は月の近くに見える、木星土星が急接近すると聞き、写真を拡大し確認したらうっすらとそれらしい物が確認できた。この後木星土星はより近づき21日にニアミス、それ以降は土星木星の右側に来るらしい。

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元の写真、雲と細い三日月を家の中から撮影。(上)星は月の部分を拡大して僅かに見えた。

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12月18日:八重山の雪は如何にと牛に問う(きっと雪は降らないだろう)

年賀に使いたいと思って沖縄で見た水牛を描き始めたが、どんどん訳が分からなくなっていき収拾が付かない。結局、却下となり永遠にボツ。折角なのでハイビスカスを咥えさせたら余計酷いことになってしまった。八重山の水牛は元々、台湾から連れてきたらしい。

関越道で雪に閉じ込められた車はまだ600台以上残っているらしく、明日の天気も雪の予想で心配になってくる。ウイルス感染もいよいよ拡大が止まらない状況だ。

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12月19日年末やせめて小さな食事会

旅行キャンセルの代わりに地元の店に家族で夕食に行く。勿論五人以下!しかも一人来られずこじんまり。ニュースではコロナ感染が止まらない様を伝えている。失政のつけを国民が払う日々、でもこんな国と見限っても移住する国などないし。少しでも暮らしの現実に目を向けた政策を打って欲しいと思います。世田谷や北九州など地域で頑張っている所もありますが、やはり国全体で検査拡大し困窮する事業者には直接支援が必要だと思います。

イソヒヨドリ、怒りの横っ飛び突進!

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12月20日:年賀状喪中の知らせ入れ違い

20日の三日月、普段会えず年賀をと出した方が、亡くなられた知らせ。ご冥福を祈りたい。

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シーラカンスの日。1952年マダガスカルで捕獲、7500万年前に絶滅した説が覆える。

鬼滅の刃最終巻をやっと読みました。こうなるだろうという結末でしたが、面白かったです。鬼滅の鬼はコロナウイルスと違い、超能力的な強さを持ちそのまんまなら人間は皆、殺されるはずなのですが愛や団結という目に見えない物で打ち勝っていくんですね。

コロナにも読ませたいマンガです、でも目はないし面白がってくれないでしょう。

当然ですがこの世は人が中心です、人が健やかに生きながらえるために皆苦労しているのですが、この地球には人以外の生き物も沢山いて、実は人の活動で絶滅した種も多くいます。

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12月21日:幾万の命消えゆく年の瀬や(国連環境計画:UNEP主催の政府間会合)

2019年UNEP、人類の活動で約100万種の動植物が絶滅の危機にさらされていると警告。

自然環境のかつて無い速度での衰退要因は人類の食料とエネルギー需要拡大によるもので

人類は自然との関わり方を全面的、抜本的に変化する必要があると結論づけました。

1970年以来人口が倍増、経済規模は4倍に成長、国際貿易の量は10倍に増加。これに充分な食料、衣類、エネルギーの供給のため熱帯雨林を始め多くの森林が伐採され減少している。南米の牧畜、東南アジアのパーム油生産急増も原因の一部。湿地はさらに酷く2000年に残った湿地は1700年の13%のみ。各国の人口拡大で都市面積は1992年から2倍増。

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この結果、動植物の25%が絶滅の危機、昆虫も急速かつ大幅に減少している。これにより

地表の土壌劣化で生産性は23%も後退。プラスチックゴミは1980年から10倍増加また3億~4億トンもの重金属、溶剤、有毒ヘドロを海や河川に投棄している。海でも人類の影響を受けていないのは2014年度で僅か3%しかなかった。魚の乱獲、サンゴの半減などもあり水産資源の33%が持続不可能。国連は土地、海の利用を変え環境の保全を開始、再生のための革新(イノベーション)を促進しないとこの惑星を子孫に残せなくなると警告する。

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今回のコロナウイルス感染のパンデミックにより、持続可能な世界を作る目標SDGsの達成が10年は遅れる、と国連のトップが発表。極度の貧困:1億1500万人、飢餓:2億7000万人、医療:死産20万件/年、教育:12億5000万人の子供に影響、温暖化:温室効果削減未達、難民:8000万人、雇用:5億人分減少、ジェンダー:男女格差改善にブレーキ

東京新聞、12月13日日曜版より一部抜粋)住みにくい世界になってきたと言う事実。

21日、木星土星のニアミスその2(12月21日の月)

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冬空にガリレオの星遠く見る

この日の夜、月はほぼ半月、5日前の様に月の右斜め上を探すが、星が見つからない。それに月の位置もだいぶ違っている?諦め気味だったが家人が来てあっさり見つけた。星の場所は変わって居ない事に気づかず、月を頼りに探したのが間違いだった。今日は二つの星が近くなっている!木星の回りに四つの光が見える。木星を回るガリレオ衛星のようです。

ガリレオガリレイが、手作りの望遠鏡で1610年1月に観測した木星の衛星たち。凄い!

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12月22日:一日ごとに月が大きくなっていく。この日、ほぼ半月

家から夕方の木星土星の接近を観測。まずは飛んでいた飛行機と半月の合成写真。

この冬は座席に余裕空の旅

(勝手に想像しています、変異した強力コロナも乗っているかも知れないけど)

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木星土星の位置は、土星が下がってきているのが分かる。今夜は木星の衛星が昨日のように4つ確認できず、画像も荒れ気味。左側から偶然飛んで来た飛行機が右上に写った。

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12月23日冬夕焼木星土星旅続き(南西の空に有るはずの星、想像して楽しむ)

この日は薄い雲に阻まれ、木星土星も確認できず。久しぶりの夕焼と富士山。

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12月24日:コロナ禍や青椒肉絲のイブとなり(新記録連発で、気持ちは盛り上がらない)

外付けHDDが壊れた。一昨日くらいに電源を入り切りした時にブシュツ!と小さな音が聞こえたようだったが、その後PCで認識できなくなった。過去の写真データを保存していたので、復旧しようとあれこれ自分でもがいて見たが、NG。結局修理を依頼した。

今年一番の困った出来事になりそうだ。仏教徒にイブは関係ない!とか思った報いだ!

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12月25日:黒雲の赤く染まりし今朝の冬(暗い天気が晴れるような日々よ来い!)

雲が多く明けの明星は拝めなかったが黒い雲がやがて紅く染まり夜が明けていった。

近所の大型ショッピングモールは連日かなりの人出で、近くを車で走ると人と車の多さを実感する、多分年末年始にかけて続くのだろう。イギリスの新型変異種が話題になったりしていたが、多分日本にもすでに来ているか間違いなくやって来る。イギリスはウイルスの分析をきちんと実施しているから、変異を感知できるが日本は?口頭でコロナ対応をしている珍しい国になってしまい、勝負にも負け続けで高齢者は死んでいくしかない。元総理の犯罪についても出来レースを見せられるだけ、この国は大丈夫ではないことを痛感させられている。皆、真面目に感染防止をやり続ける気力など失せた年末になった。

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12月26日:Boxing Day、クリスマスプレゼントの箱Boxを開ける日。そっちか!

ハードディスクは修理出来そうとの連絡。良かったが・・・HDDも見た目はBoxだ。

冬に鳴くチリリチリリと塩麹(乾燥麹を金属ボウルで混ぜるかすかな音、塩麹を作る)

家の中に虫の音?と思い探すが見つからず、台所で乾燥米麹と塩を混ぜている音と判明。

こんな真冬にチリリと鳴く虫がいたら面白かったが。塩麹は色々な味付けに使うらしい。

コロナにびくつく年末だが、自分でどうにも出来ないことは一旦忘れよう。と思っていたら、故郷からついにコロナ感染が出た!との連絡。改めてビックリした。総人口9,000人位の小さな町にまでコロナウイルスが来てしまったようだ。※のけぞるハヤブサ

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12月27日: 年末の鎌倉似合わぬライトアップ

昨夜、鎌倉駅近くを走ったら桜色にライトアップされていた。人通りはほぼ無いし街の雰囲気に合わないな、と思いつつ通過。年末年始で人出が多い例年ですが、今年は如何に。

今日はハードディスクが修理できたので引き取りに行く。PCで外部機器のアイコンを右クリックし安全な取り外しが出来ると説明を受けたが、最近は出ないと思い家で確認、やはり出ない。△マークの「隠されたインジケータ」の中に、やっと見つけた。

(復旧できたデータから、2018年撮影の月と富士山剣が峰)

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12月28日:仕事納め:ウイルスも生き物になる記事師走

Mimicという英語、何かに似ている、と言う意味があり、ミミウイルスと呼ぶ巨大ウイルスがあるそうです。細胞を持っていたので最初は細菌と間違えられて「細菌に似ている」のミミックが名前の由来とか。細胞を持たない筈のウイルスが細胞を持ち宿主と遺伝情報を交換して生物の進化に繋がったのでは、という研究もあるそうです。難しい事は分からないけど、ウイルスは生き物では無いと思っていたら、実は生き物の進化を促す元の可能性もある、というのは面白い。コロナウイルスも生き物もどきで一生懸命変化を続けるのでしょうか、自分を守るために。コロナを人の側に引っ張り込んだのは人間が自然に加えた急激な変化、環境破壊の結果なので、そう簡単にワクチンで全て大丈夫にはならないのではと少し不安。

サンコウチョウの雌、卵を抱いています。鳥インフルエンザの蔓延も気になりますね。

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12月29日:シャンソンの日、1990年銀座銀巴里が閉店。今年はジャズの老舗サテンドールも12月一杯で閉店。コロナ禍の中とは言えとてもとても残念なニュースでした。

スルメ切る指の痛みや年の暮れ松前漬け用のスルメを切る、寿留女の当て字が凄い)

最近、スルメも小さくなってきたような気がします。

※この国も含め世界中が苦しんでいます。2013年フランスで見た勝利の女神ニケ

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12月30日:地下鉄記念日、1927年昭和2年、上野~浅草間が開通。

予報では年末年始凍り付く 年末から年始にかけて、記録的な寒波が襲来する予報が出た。最近の気象予報は確率が上がっているから、久しぶりに用意したタイヤチェーン、取り付け方はとっくに忘れているので、使わずに済むことがベストなのだが。

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12月31日:大晦日、大祓、除夜

来年は丑年、子供の時に家にいたのが牛で、でっかいけど大人しく何回か父親が運動に連れて行く時、一緒について行った記憶があります。今思えば散歩なのか餌代わりの草を食べさせる為か不明ですが、沖縄で見た牛車を引く水牛も、優しそうな顔をしていました。来年がどんな年になるか不安もいっぱいですが、牛のようにどっしりと過ごせたらと思います。

良い年をお迎え下さい。

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十二月、師走の1

12月14日、今年の漢字が「密」に決まった。今年は新型コロナウイルスの感染で世界中が大変な状況になった。まだ当面はパンデミックの大渦の中で世界中が苦しみもがいていくことになるのだろう。一粒の細胞のような自分たちも、大きな渦に巻き込まれて生きるしかない。そんな中、ガースーです!とおどけたつもりのリーダーにはあきれ果ててしまう。

12月1日:手の中のスマホもカバーも師走顔

古い物は下取りに出し、すっかりここにある新携帯、今まで困っていた電池が無くなる表示と、真っ黒い画面の頻発が解消できた。もう年末だ。近所の紅い薔薇一輪を撮影してみる。

冬薔薇ひとつ咲いたり曲がり角(ふゆそうび、一輪だけ色濃く、少し淋しげに咲いていた。)

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12月2日:儚きは山茶花の頃死ぬトンボ

朝、干し柿にトンボが止まり動かない、暖房の部屋に連れて行くと羽ばたきだした。寿命が近いのかな?心なし赤い色がくすんでいる。ここまで生きてきた事を褒めなきゃあ、しばらく羽ばたいた後やっと飛び立ちガラス戸の向こうに姿を消していった。

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12月3日:薄日さす背骨はたわみ手指冴ゆ (知らぬ間に縮こまる、今日はこんな冬日だ)

時折薄日が差す、気づかないうちに背を丸めて手足の先が冷えてくる。普通と言えば普通の日。何かやるべきことを忘れているような不安と焦燥に駆られる。最近植え替えたパンジー

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12月4日:冬の朝 期限の過ぎた保険証

眼科検診の前日に健保から保険証が変わり送付したが、不在で返却されたとの連絡あり。一旦、全額支払いになる。連絡があったので支払いの準備はしたが、昨日の胸騒ぎはこれか!半年前の予約でキャンセルはし難い、行くしか無かった。受診料100%はやはり高額、差替え保険証が来たら窓口で差額精算できるとの事。

気にしていた診察内容は現状維持、コロナが落ち着くまではと、また半年後を予約。

お猿のようなパンジーが並んでクスクス笑っていた。

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12月5日: 朝、気づくと雨の音、最後の干し柿は中に入れてあったので一安心、切り干し大根は外で濡れていた、冷たい雨が静かに降り続く。干し柿は外側に粉を吹き始めた。

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戦場に埋もれ息づくサヘルローズ(イランイラク戦争、砂に埋もれた手がつないだ人生。)

偶々見たTV、サヘルローズという女優のドキュメンタリー。その壮絶さに言葉を無くした。TVで見る独特の言い回しに外人のお笑い?と思っていたが、実は波乱の人生を送っていた。

イランイラク戦争の爆撃で、埋もれた小さな手を見つけた女性救助者、後の養母に救われる。イランの裕福な家庭の養母は、彼女を救う事で親に絶縁され、やむなく当時の恋人を頼り日本にやって来る。だが日本での生活は厳しく恋人の暴力もあり別れ、さらに困窮を極める。

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親子で公園のトイレで寝泊まりしたこともあった。学校の給食の小母さんが自宅に同居させてくれ、母の仕事も見つけ何とか生活を繋ぐ。サヘルも小中学校では酷いいじめに遭う。高校で理解してくれる先生達と出会い、芸能活動を始め女優の地位を築いていく。彼女は今、国内や海外の子供を支援する活動を行っている。サヘル=砂、ローズ=薔薇。この名前は養母が付けてくれたらしい。1993年8歳で来日、当時どん底の彼女らを救う余力が日本にはあった、でも今は難しいのではと彼女がテレビで語っていたのも印象的だった。

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12月6日:木枯らしの導き出会うシリアびと

日本女性で初めてK2登頂を果たし、写真家としてシリアの人を撮り続けている小松由佳氏の写真を見てきた。現地に住んで撮った写真は、内乱が続くシリアの人々の魅力的な素顔が写っていた。今は、シリア難民の夫と日本で暮らしている。イランもシリアもイスラム教の国、コーランを唯一の支えで生きるサヘルの義母や、同胞に銃を向けることを拒み、政治犯となり逃亡するシリアの人も、コーランの教えに基づき生きているのだろう。

仏教もイスラム教もキリスト教も苦しむ人を救う、他を殺せという教えは何処にも無い。

だけど今も世界中に戦いは絶えない。珍しく考え込んだら頭が痛くなってきた。

(写)2017年冬、長野県松本への撮影行、夜景を撮る。

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12月7日:車検の見積もり

もう9年を過ぎる車の車検が近づいた、もし可能なら災害時の電源も兼ねる電気自動車とかに買い換えなども夢想するが、現実に目覚めると現状維持で精一杯。財政はいつも冬。

※クリスマスツリーの日1886年、横浜明治屋で日本初のクリスマスツリーを飾る。

そうだ!サンタさんに頼んで見よう、きっと上手くいくと思う。

冬鉄路 疾走する朝ヘルメツト(写:駅に向かう貨物列車、先端にヘルメット姿の人あり)

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12月8日:針供養。太平洋戦争開戦記念日真珠湾の奇襲攻撃。

与謝蕪村の本を買った。江戸時代の画家で俳人芭蕉や一茶は何となくイメージがあったが蕪村はどんな人か殆ど知らない。でも「春の海ひねもすのたりのたりかな」は知っていた。

時の流れを詠む句が多いらしい、浅学にてそれが何かはまだ分からないけど、春の海の句も終日(ひねもす)の時間を表現している、と言うようなことかな。芭蕉は修行僧のように俳句に打ち込み、一茶は生活の苦しさ楽しさ全てを俳句にした。彼等は明治に正岡子規により発掘され再評価、蕪村は萩原朔太郎夏目漱石にも影響を与えたらしい。

諏訪湖越え遠見の富士や冬暮れて

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12月9日漱石忌(1916年、大正5年夏目漱石の忌日)

障害者の日、1981年に総理府(今の内閣府)主催で制定。厚労省が実施。目の不自由な人が駅のホームで転落死のニュースなど、悲しい結果の前には、障害者の日もむなしく響く。

国際腐敗防止デー、2003年制定、贈収賄、横領などの汚職、腐敗行為の防止の日。

今の政治は腐敗しまくっているようだけど?あっ!国際だから日本は関係ないのか??

両方ともブラックユーモアのよう。いっそ、ブラックユーモアの日ではどうだろうか。

冬の朝富士のお山は頬そめて(2017年の富士)

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12月10日冬陽射し皇帝ダリア雀とび(近づくと、雀が飛び立ち花の枝に止まった。)

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年末の旅行キャンセルGoToコロナ

先日、家族で熱海に行こうと盛り上がり、迷いながらも年末前に一泊の温泉旅行を計画。

ネット予約をしたらそのままGoToキャンペーンで何と35%引きになった。いつもこの政策にブツブツ泡吹いていた身だが、実際の割引金額にそりゃあ皆惹かれるな、と実感した。

その後、感染が急拡大し流石にマスコミも真剣な報道が目立ち、自分の事としてもう一回話し合いキャンセルした。幸いキャンセル料が掛かる少し前に決め、追加の出費は無かった。

目の前の病院の状態や感染拡大に対する国の策が何も無い今は、自衛するしか無い。

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労災や残業を超え暮れボーナス(家族が働く職場、コロナ禍の厳しい中で人を守っている)

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12月11日:マスク越し翼を下さい口遊む(マスクして歌を口ずさむ、帰りは風が冷たい)

感染拡大の四要素、人口密度、気温、社会的責任(マスク手洗い)、移動、それでも政権はGoToから離れないから医療崩壊が始まっている。命を預けられない政治が続いている。

地震保険の継続案内が来た。5年単位でしかも金額が上がっている、確かに地震が来て被害に会ったら、大変な費用が必要だが掛け金が上がっていくのは正直きつい。補償額は少なくなり割に合わず解約を、と思い代理店に電話。気配を察したのか折り返しの連絡が中々来ない。その後、電話で話すと国策で始まった地震保険は融通がきかない、とこぼしていた。

期限まで放置すれば自然に解約になるとのこと。大きな地震が来ないことを祈ろう。

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冬曇マダラぼけかと足停まり

悪玉コレステロールの値が少し高い、甲状腺のホルモン薬を常用している。甲状腺ホルモンは脂質の分解も助けるらしいので、これが弱いと脳の毛細血管なども詰まりやすく、記憶の分野が詰まると物忘れがでる要因となり得るらしい。色々な話を読み聞きするが、すでに脳に小さい影がポツポツある身では仕方ないと諦めるしかないのであった。チビまる子ちゃんのナレーターがもうすぐ止めるらしい。次回へと続かなくなるのかな、淋しいかも。

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12月12日:木枯らしや人は行き交い日は落ちる

色々な人が色々な世界の中で交差していき、一日が終わる。そんな日の積み重ねが一年となる。江戸時代に同じ様に感じ、絵や俳句で独自の世界観を表現した蕪村。ただ江戸時代の表現は今以上に?漢詩や和歌の知識も必要で、ほぼ興味も知識も無い自分は解説を読んでも理解できず、展開する世界観を上手く実感できずにいる。

しらじらと白々と雪の朝(写)2017年に長野、松本から麓の夜明けを撮影、

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12月13日:吾乗せし鍬引く牛の初夢や(昔、牛も農作業を担う大事な家族だった。)

年賀状を作り始めている。ほぼ毎年、下手くそなイラストを描いていた。今回は干支の牛にちなみ、子供の頃田圃を起こす作業で、牛に引かせる鍬(櫛歯の様な刃で土を起こす農具?)に重し代わりで父に乗せられた、かすかな記憶を元に描いてみた。農具は違う物かも知れない。結局違うイラストを使う事にしたが、記憶はこんな景色だったかな?

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12月14日:故郷のカレンダーと餅宅急便

田舎の兄からカレンダーと丸餅が届いた。兄が住む町の役場から地元のピーアールも兼ね、ふるさと納税のパンフレットも同梱されていた。ふるさと納税は未だやったことがないが、活用状況に給食費の無償化や小学校へのタブレット導入などと記載があった。小さな地方の町、税収は大都市などには遠く及ばない。しかし金額に見合わない返礼品が高額所得者に有利だとして批判もある。税金の使い方では、今回のコロナ禍も保健所や公立病院などの公共の感染防止機関に投入されるべき税金がカットされ続け、縮小された経緯があるそうだ。自衛隊が出れば安心だと思った北海道の看護師応援、とても必要数に足りないのも医療全般に金を掛けなかった報いのよう。だから未だGoToに執着するのは理解できない。やっと、年末年始の停止は発表したが、遅すぎる。なぜ、一斉に停止しないのだろうか?

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12月15日:短日の薄赤きそら峠道(2017年、この峠道の駐車スペースで車中泊、震えた)

やはり12月で後半にさしかかり、冷えて来た。なるべく着込んで過ごしているが、それでなくても籠もり気味の性格に、まだ先が見えない新型コロナウイルス感染症で体も心も冷え切ってしまう。そのうち来るだろう?ワクチンは—70℃で保存らしいから、そんなモン注射したら、途端にカチンコチンに凍ってしまうのではないかと言う恐怖感がある。長野での車中泊も寒かったが今は我慢して、希望の日を夢見るしかないのか。おお、寒い寒い。

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※でもブツブツ泡を吹いていても、自分は世界を救うことなど出来ないし、だからやっぱりまず自分を守るしかない。なるべく感染しないよう、臆病な今の暮らしをコツコツ続けていくしかない。今年もあと僅か、これは後半へと続くカナ。

 

十一月、霜月、NOVEMBERの2

予想された通り、世界中でコロナ感染が急増しています。もはや数字を聞いてもあまりビックリはしなくなりますが、欧米の数字はやはりただ事では無く、一度押さえ込んだところも大きな波を思わせる感染に見舞われているようです。やはり、人が動きだせば感染は拡散される様ですね。エビデンス無しなどと言ってないで、実体を見て欲しい11月後半です。

11月16日国際寛容デー、幼稚園記念日、いいいろ塗装の日、録音文化の日、自然薯の日

小春日の行くあてはなし空の雲

携帯の電池が持たず、買い換えの手順をメーカーに問い合わせ、ネットも見たが難しい。思えば何でこんな面倒な世の中になったのか、自分は携帯が無いと何が困るのか?

子供の時、周りに友達もおらず一日中河岸に座り、流れる水を見ていた。すると自分が上流へ動きだし座ったまま空を飛ぶかのよう、飽かずに見ていた。精神鑑定が必要だったのかな。

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11月17日:島原防災の日雲仙普賢岳の噴火開始から30年。この日から198年ぶりに活動を再開した雲仙普賢岳、火口に出来た溶岩ドームの崩落で1991年6月3日に大火砕流が発生し40人が死亡、3人行方不明になった。その後も活動が続いたが96年6月に終息。

火砕流命飲み込み屋根残り火砕流に埋まり、石ころと屋根だけの光景は忘れません)

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11月18日雪見だいふくの日=パックを開けるとスティック=1,大福二個=8。

カスピ海ヨーグルトの日、2006年カスピ海ヨーグルト純正菌の領布が100万人に達した。

コロナ感染新記録、第三波、政府の会見はまるで他人事、人命よりオリンピックが重要?

冬の暮 赤信号と赤き月(今日は場所により夏日の気温、でも流石に夕方は冷えてくる)

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東京都の新型コロナ感染が493人と過去最高、全国も2000人を越えた。以前から予測された拡大、それでも政府は経済対策の名目でGoToを止めない、都の対応も休業要請を出す為の資金不足で拡大を止める対応が出せない。早くから拡大が進む北海道も休業要請は無い。政府は地域から中止要望がないという勝手な理屈でGoTo継続をする?誰のために?大手旅行業者などが最も潤う仕組みはすでに皆が認識している。今の状況は無政府状態と同じでは?私達は被害に甘んじるしかないのでしょうか。

<<イメージ:コロナからの逃亡>>

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11月19日農協記念日、1947年農協組合法が公布。今や、農協/農家は風前の灯火?

種子法が今年4月に廃止されたのを知りませんでした。法律で守ってきた日本の種を国はTPPの邪魔になるとして廃止。農家と地域が守り育ててきた種を海外大企業に委ねます。

安全な食べ物が危うくなりF1種のように、高い種を農家は買わされ食べる国民の健康も阻害されていきます。種子法廃止は農家の英知を、種子ビジネスの多国籍企業に売る行為です。

一茶忌1827年、文化10年、小林一茶死去。安住の場所だった家が大火で土蔵暮らしに。

「やけ土のほかりほかりや蚤さわぐ」小林一茶

田辺聖子氏の小説では最後、三人目の奥さんに看取られ亡くなったと書いてあった。

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干し柿の赤く染まりし朝ぼらけ

今朝は朝焼けが綺麗だった、干し柿も吊したままで2週目に入りだいぶそれらしくなってきた。予想より気温が高いのと週末に少し天気が崩れるかもの予報が心配ではあるが、カラスも今のところはまだ来ていない。

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11月20日冬日干し腹にやましさ無しと鰺

時折、通り沿いで魚を日干している鮨屋がある。魚の開きに潔さを感じる。

※いい乾物の日、=十一、=十、日、十で20日毛皮の日、いい=11,ファー=20。

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コロナウイルスの感染防止、私たちのやる事ばかりを強調する、今の政治の姿勢。発生の最初から、医療関係者を中心とした、PCR検査の充実こそが感染防止の基本という意見を見事に無視して、感染数が低下した夏場の結果を元に、オリンピックや経済活動を促進する。検査して、無症状者を含めた感染者を割り出し分類、そして隔離、早期治療で軽症のうち治癒する体制構築が最も現実的なのに。政治家の腹にやましさは、無いんだろうか?

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この第三波で今の政策の矛盾が多くの国民に指摘されると思います。なぜ他のアジア諸国の政策を学び、改善の具体策を出せないのか、未だもって理解できない。この遅れが感染被害をどんどん拡大している。まして一度押さえ込んだ国々でも多くの再発を経験している今、成り行きに任せた政策を続けるのがどれだけ危険か。早く修正しないとオリンピックは勿論、経済が大きなダメージを被り沢山の死者が出る。こんな最悪の結果は何としても避けて欲しい。個人で防ぐレベルの話しでは無いでしょう。(写)そっぽ向くヒヨドリの後ろ姿。

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11月21日: 世界ハローデー(World Hello Day)

1973年、エジプトとイスラエルが紛争の危機の際に、10人の人に挨拶をすることで「紛争より対話を」と呼びかける日を設定。今アメリカの大統領選後の権力争いで、イランとイスラエルの紛争を画策するような力が働いているとか。世界を不安にするようなHelloと言えない状況が続いています。※やっと、政府がGoToの一部停止要請を発表しました。

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11月22日: ペットたちに感謝する日:ワンワンとニャーニャー:11と22

大工さんの日聖徳太子(大工の神様)の命日22日と11を2本の柱に見立てた。

ネットの記事に聖徳太子コロナウイルスを予言していた?という記事があるそうです。

大工の神様、というのも何だか良く分からないけど、政治権力者であり当時最先端の知識人でもあったと言うことなんでしょう。聖徳太子なら今のコロナ禍を抑えてくれるかな。

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この冬や川原(コウバル)ホタル危機迫り <葉書冬ダム反対の決意見る>

長崎県川棚町の石木ダム建設反対、去年11月18日以降、長崎県が住民の市有地を強制収容できるらしい。川原(コウバル)地区の原告13世帯の差し止め起訴は2020年10月8日、最高裁で上告を棄却、住民敗訴が確定。しかし40年続けられている反対運動は全国に広がり、まだ住民の反対は続いています。2018年帰省の際にダム反対の集会に参加しました。その時は歌手の加藤登紀子さんや、元滋賀県知事嘉田さん、土木工学の専門家も来ていて何故、ダムに反対するかを説明してくれました。この石木ダム工事予定地は、日本の原風景を守っている土地で、夏には蛍が飛び交う自然豊かな里山です。今はダムの必要はほとんど無く、まず開発ありきの悪しき公共工事の典型のような話しでした。

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壊された自然、バランスは元に戻せなくなります。沖縄の米軍基地建設も根っこは同じ。

諫早湾のギロチン締め切りで有明海の生き物が殺されていった工事もその1つ。

ヒトも生き物です、私達が生まれ育った自然環境は、日々の暮らし歴史が創り上げました。多分、日本全国にこんな無理筋の話しが溢れているとは思いますが、その1つでも良い方向で解決して欲しい。儲ける為の自然破壊では無く、生きる為の環境保全をして欲しい。

リニアの新設工事と北アルプスや調布の地下トンネルによる宅地崩落なども有ります。

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ヒトにより壊された自然を元に戻す活動も、例えば廃業したゴルフ場を元の草原に戻すよう住民と行政が協力する海外での例をラジオで聞きました。元の姿を記録してあり、ある程度戻すと少しづつ戻っていくようです。小さな生き物から戻りだし野鳥や動物が戻り、住民に憩いを提供する場所にまで変わったとのこと。無駄な開発は無駄な出費を発生させ、その時の儲けが一部に行くだけで、ヒト含む生き物の本当の利益にはならないと感じます。

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11月23日勤労感謝の日新嘗祭、牡蠣の日

(牡蠣の日)収穫に感謝する新嘗祭と真牡蠣のシーズン前の祝日に便乗した感がある。

おとふせ有明海産の真牡蠣のこと、何故おとふせ、と呼ぶかは分からない。ネット検索で見つけたこの方言は、田舎の漁業者が立ち上げたサイトにあった。この時期、海沿いの道で牡蠣焼きの店が賑わう。一度だけ寄った店の牡蠣の味が懐かしい。コロナが落ち着けば、あの海沿いの店で美味しい牡蠣を食べたいと思います。来年以降かな。

おとふせと芋蒸かす母冬ぬくし(牡蠣と薩摩芋を釜で一緒にふかす、懐かしい母の味)

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やっぱりGoTo停止の話はゴタゴタして東京都と国が争うとか、どうでも良いような事態をマスコミが伝えています。決めきれない政治はもっとのんびりした平和な時代にやって欲しい。TVも騒ぎをあおるだけという感じの報道が目立ちます。知りたいのは、問題の本質を庶民の立場でどう捉えたら良いのかなんですが。アメリカの大統領選で体制寄りのTV局も含め、酷い内容と判断した演説は中継を止めました。日本の某国営放送は税金のように受信料を徴収し、放送内容は権力に忖度ばかりではおかしいですね。金返せ!です。

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11月24日:進化の日、1859年ダーウインの種の起源初版刊行。鰹節の日、いい11節24

鰹節を削り器でガシガシやっていると、小さくなってもうこれ以上は無理、となり以前は口に放り込んで始末していたが、肝心の歯(乳歯)のへたりで不安、今命がけで噛んでいる。

乳歯しか無かったなんて、自分は進化できなかった人類のサンプルではなかろうか!

種の起源カツ節削る冬の暮れ

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11月25日:金型の日、OLの日、女性に対する暴力廃絶デー(ドミニカの三姉妹惨殺)

クラウドの迷路さまよう短日や

結局、iPhoneの安い奴をネットで購入、再セットアップをリモートでやろうとしている。何と無謀な事に挑んでいるのか!先日、先輩から簡単簡単と言われその気になったが、その方は考えてみたらデジタル系はとても強い、という事を忘れていた。まさか来て欲しいとは言えないし、なにやら雲から引っ張り出すとかいっていたが、雷様が出るのではと恐怖だ。

Cloud=雲a visible mass of condensed watery vaper, floating in the sky.「辞書のコピー」

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11月26日:酉の市(12日毎:2日、14日、26日)三の酉がある年は火事が多い。

やはり、昨日はほぼ一日電話にかかりきり、サポートの人に助けて貰うが上手くいかない時間が長く三人と話した。大きな誤解?は新品の携帯が古いOSだったということかな。新しければ最新、と思うのは昔の思い込み?それだけソフトの更新が早いということだろう。

その上戻したバックアップは、エラー含みのデーターだった様で混乱の極みだった。

今日も含めてやっと6割くらい。実際に使うソフトは余り多くないので、諦めています。

あいみょんの歌聞く冬や機種交換 (とりあえず、音楽ソフトは立ち上がったみたい)

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11月27日:コロナ感染者数、連日記録更新。北九州市ではPCR検査の徹底を実行し感染を押さえ込んでいるらしい。なぜ国で出来ないのか、政権の不作為による人災だと断じる声もある。身の回りもわさわさと落ち着かなくなってきた。自衛しか無いのか?

今年は感染増加で否応なく籠もる冬になりそうだ。冬、というと三好達治の詩「雪」がある。小学生の時に聞いた短い詩、その時に浮かんだ静かな感覚はまだ覚えている。

太郎を眠らせ、太郎の屋根に雪降りつむ。

次郎を眠らせ、次郎の屋根に雪降りつむ。

しんしんと降る雪の中、囲炉裏で暖を取る家族、そんな静かな冬籠りなら良いけど。

アルコオル マスクと共に冬籠(まあ確かに他に出来ることは手洗いうがいくらいだ。)

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11月28日:税関記念日太平洋記念日ポルトガルのマゼランが初めて太平洋に出た。

天候が良く平和な航海の日が続き、Pacific Ocean、穏やかな大洋と名付けた。

米も華も太平洋の覇権冬(米国の政権が変わって中国の海洋進出がどうなるか注目らしい)

日本は戦後アメリカの防衛網に入ることで後ろ盾を得ている。尖閣諸島で揉めるのは、中国が覇権確保のために太平洋ヘ尖閣脇を自由に抜けて出るルート必要だからだとか。トランプ氏は中国敵視で台湾に肩入れしていたが、バイデン氏で変わるとの見方が出ている。

このとばっちりで日本も難しい対応を迫られるかも知れない。もしマゼランが生きていて

穏やかでは無い太平洋を見たら何と命名したのかな? Stormy Oceanとかだろうか?

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11月29日パレスチナ人民連帯国際デー、いい肉の日、いい服の日

パレスチナイスラエル、この紛争は3000年も遡る歴史が有るとのこと。紀元前1000年頃、当時はイスラエル王国ユダヤ人が治めていた。その後、ローマ帝国の征服、ペルシャの進攻、イスラム帝国の支配などと変遷します。16世紀にオスマン帝国支配下ではパレスチナの名の下、ユダヤ人とアラブ人は穏やかに暮らしていた時代があったようです。

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おかしくなったのは第一次世界大戦でイギリスがアラブとユダヤの双方に国家樹立を認める約束をした事らしい。戦後、肝心のイギリスは責任を取らずパレスチナ委任統治という中途半端な形態にしました。第二次大戦前後にはドイツのユダヤ人迫害でパレスチナに大量のユダヤ人が入ってきます。イギリスは責任を国連に投げたのですが、戦後はアメリカの後ろ盾もあり、イスラエルが建国、アラブ諸国の反目を受けながらも実効支配を強めています。今はトランプ氏がイスラエルを優遇する対応を行っていたので、どう変わって行くのか世界の不安定要素のひとつですね。長ぁい歴史に翻弄されている遠い国の話ですけど。

イスラエル アラブの猜疑深き冬(当面パレスチナの平安は望めなさそう)

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11月30日死刑廃止運動の日 (Cities for life Day)1786年ローマ皇帝オポルト2世が

ヨーロッパで初めての死刑制度廃止を宣言。日本は未だ死刑制度がある。難しすぎる問題。

本みりんの日、いい11みりん30。オートフォーカスカメラの日、1977年コニカ世界初。

川流れ人もながれし冬の暮れ

干し柿もだいぶ出来上がり、最初の分は食べられるようになった。柿自体の出来に左右されるが、寒い空気と太陽の光で渋柿が甘い干し柿に変わるのを、誰が見つけたのかと思う。

海産物も干すことで旨さが凝縮される。これらも健全な自然環境と循環があってこその話。

気候が変わって行くと、植物や動物の生態も変化してヒトの生活も変わってくるだろう。

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新しい携帯はやっと普通に使えるようになった。今回新しく無線のイヤフォンを購入。カタログを見て新しさに惹かれて購入したが、実際使うと耳に合わず4種のパッド全てポロリと取れる。その上使っていると耳鳴りが酷くなる感じ、以前と同じ間違いを犯しそう。

たしか 耳鳴りを発症したのはアップルのiPod+イヤフォンだったことも思い出した。

子供の頃にもどって日がな一日、川を眺めて過ごす訓練を始めようか、とも思っています。

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十一月、霜月、霜降月の1

山茱茰(さんしゅゆ)ミズキ科の庭木、朝鮮半島原産。春:黄色い花、秋:赤い実

この山茱茰、晩秋にはにグミに似た赤い実をつけ、漢方の強壮薬になるらしい。

九州弁だと「山椒⇒サンシュウ」なので宮崎県椎葉村のひえつき節「庭のサンシュウの~木~なあるう鈴かけて」という歌い出しが浮かんだ。源氏の若武者と平家の鶴富姫の悲恋を歌った民謡だが、文字を見て間違いに気づく。強壮薬とお姫様では悲恋で終わりそうに無い。

強化したコロナと、薄ら寒い冬がすぐそばに来ました。

11月1日:灯火親し季語に指先さする朝 ※秋の季語⇒灯火親し(む)

(灯火親しむ、そんな風情を感じる前に寒くなった朝晩、冷たい指先をさする。)

この日は、1ワン1ワン1ワン、で犬の日だとか。11年前に14歳で死んでいった中型犬、一緒の時は散歩が面倒だったり脱走され探し回ったり、手の掛かる奴だと思う事もあったが、居なくなり十年以上経っても折に触れ出てくる。こんな顔に描かれて怒ってるの?

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11月2日蚯蚓鳴く:秋の季語。<大阪都構想二度目の否決。>

蚯蚓(ミミズ)は鳴くはずが無い、静かな夜に小さく聞こえるケラの声をそう呼んだらしいが昔が如何に静かだったか。でも静かな田舎で育ったが地中のケラの声は聞いた事が無い。

ケラはつかまえて手の中に入れると前足で一生懸命もがき,くすぐったかったのを思い出す

霜月や富士出るあたり雲のおり(通るとき楽しみに見るが、今日は雲の中。)

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駅までの道すがら、神社の近くで見た赤い実、大きな庭木が青い空にそそり立つ。

赤き実のズシリと重き晩秋か

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晩秋の空穿つ赤ピラカンサ(名前がピラカンサピラカンサスタチバナモドキなど)

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11月3日:文化の日、 4年に一度の米国大統領選の投票日。

米国の民主主義危機文化の日(自分に不利な投票結果は認めない、混乱必至の状況)

アメリカ大統領選挙、果たして結果が出るのか?大混戦。どちらが勝っても分断が進む予想を聞く。戦後、民主主義と自由のシンボルでもあった大国が混乱のルツボと化すのか。

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1946年(昭和21年)11月3日に日本国憲法が公布された。実は明治天皇の誕生日も同じで、公布日について国内外に異論もあったが、最終的にGHQがこの日程を決定。

日本でも民主主義危機文化の日(学問の自由が危機?首相は国民への説明をしない。)

TV番組で民主国家の数が非民主主義の国より少なくなったグラフを見た。世界的に自国第一主義、強権統治が増えて、歴史が逆回転しているような憂慮すべき状況らしいです。

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11月3日はマンガの日手塚治虫氏の誕生日。2月9日は命日で漫画の日、字が違う。さらに7月17日も漫画の日。チャールズ・ワーグマンというイギリス人画家がジャパン、パンチという漫画雑誌を創刊した日だとか。なんと幕末の頃の話でポンチ絵の語源。浮世絵もあるし、昔から日本中漫画だらけだった。バンザイ!マンガが世界を救う。

11月4日熊出没、餌が無く痩せた熊も多いとのニュース、人の被害も多く出ている。

日向薬師のキャンプ場へ行く。春先にも野鳥を求めて行ったがその時はコロナ対応で駐車場がクローズ、野鳥の声だけ聞き引き返した。今回、駐車は出来たが、そこにいた人に「親子づれの熊」が出たようだと聞き、怖々入っていった。鳥の声も聞こえず、登山の人を見かけたのみで不安になり早々に引き返す。春には色々な野鳥が見られるので、来春に期待。

頬白や嬉しき出会い熊出た日(短時間で唯一見かけたホオジロ。木の実も残り僅か)

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枯れ野原 雲重き空 裾の種(野原を抜け、チクチクと刺す草の種に気づく。)

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11月5日:夜寒:今朝は冷え込みストーブを出し点火、間もなく気温が上がり消す。

また灯油を買いに行く日々が始まる。アメリカの騒ぎは予想されたようにヒートアップしそうだが、バイデン候補の方がほぼ勝利のようだ,確定はまだまだ先になるとの予想?それでもトランプ氏がすんなりと納得する状況では無さそう。

カーブミラー園児見守る冬小道(小さな子供達を連れて歩くには裏通りが安全かな)

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11月6日:行く秋 紅葉、身近な公園でも紅葉は見られる、葉の最後の晴れ姿。

まだまだアメリカ大統領選の結果は確定しない。予想されたとは言え郵便投票の開票遅れが少しずつバイデン票を押し上げてきているが、決まるまでには時間が掛かるらしい。ジョージア州のバイデン氏の追い上げを、アトランタからの中継で放送していた。

アトランタワニ肉フライ秋行きてアトランタで勧められたワニ肉フライ、食べられず)

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11月7日:立冬

声荒げやがて侘しき立冬

選挙戦が長引いたお陰で、米国の持つ問題を知る機会にもなった。元々、人種差別や貧富の格差が激しい社会というイメージだった。一握りの富豪が多数の貧しい人々全部より富を得ている社会は、アメリカンドリームとはやす明るい物では無く、映画ジョーカーが描くように悲惨だ。それは日本社会の変化にも通じており、今の米国の分断はよそ事では無い。

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11月8日:短日を寝過ごし開く雨戸かな

River of Tears、またエリック・クラプトンの歌を聞いた。君がいなけりゃ涙の河におぼれっちゃうよ、という感じの曲かな。彼のギターも切なく声を上げ鳴いている。演歌とも通じる物を感じる、例えば石川さゆり天城越え、本物のファンには怒られそうだけど。アメリカ大統領選挙の結果、やっと票数の確定でバイデン氏が270を超す290選挙人獲得の勝利宣言となった。トランプ氏は認めておらず、今後も揉めるとの事、往生際が悪い。

※空まで分断か?

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毎年、柿を干している。今年もまず百匁(ヒャクメ)柿という大きく干したら甘い柿を剝く。

近所のカラスがこの味を覚え、熟すと狙うのでネットを掛ける。最初はなるべく陽射しを浴びさせたいのと多分渋いから?烏は狙いに来ない、でネットを掛けていないが偵察しているのか一羽が鳴き声を上げて近所をウロつきだした。果たしてどうなるだろうか。

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11月9日:119番の日、換気の日(1987年制定)いい空気。コロナが増加、冬はつらいかも。

1989年:ベルリンの壁崩壊の日。この時期は東欧の民主化なども進み世界に希望が出た。

コロナは北海道から再拡大が広がりそう、米国が自国第一から協調にシフトし少しずつ民主的な動きも広がるかも知れない。行ったり来たりしながら歴史が変わっていくようです。

浮雲の行きつ戻りつ冬に入る

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もどり道 逆光線と冬薔薇(フユソウビ)

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11月10日小春日に甘くなるやと百匁柿 ※小春、小春日、小六月:冬の季語

3日目の干し柿:今週は雨が無さそうな天気予報。干し柿は昨日、近くで雨の知らせがあり一旦取り込んだが多分このまま外干し出来そうだ。いつもは洗濯物の場所に柿がいる。奇妙な果実はビリーホリデイが人種差別を歌った曲の邦題、これは奇妙な洗濯物かな。

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10日はハンドクリームの日、いい手⇒1,1,10。面白いのが断酒宣言の日、1963年全日本断酒連盟が発足。November=もう飲めんば~、酒止まる=10。頑張って下さい!

エレベーターの日。日本初のエレベーター浅草の凌雲閣に設置。戦前の関東大震災で崩壊。

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干し柿も冷え込む夜のニュースかな

日本学術会議の問題はすっきりしない状況、国の方針に逆らう学者は不要という事らしい。高名な学者達は特権階級で国から大金を貰い勝手なことをしてはいけない、という意見、空気があるが実際には自分の研究時間を削り一定の予算が終わればただ働き。権力では無く社会や公共のために研究すると言う団体のようです。物事の基本、基準を国民に示す役割に使命感を持って働いている事実を考えれば、中曽根首相の対応は納得がいきます。例えば軍事転用の研究をやらないのは,その結果が国民を戦渦に巻き込んだ戦前の反省というのも納得です。だって、自分は誰かの正しい意見が無ければ間違ってばかりいるからです。

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11月11日:朝寒や爪先の冷えぞろ目の日 ▼コロナ第三波

なんと、29もある記念日。11月11日のぞろ目が都合良く解釈されている。

その中で電池の日:乾電池の+-を十一に(なるほど)、サッカーの日(11人で対戦する)下駄の日鮭の日:鮭の文字、右側を分解し十一十一。ポッキー&プリッツの日これは平成11年の制定で11年11月11日はポッキーやプリッツが6つ並んでいたらしい。

チンアナゴの日、1111。他に第一次世界大戦停戦記念日、介護の日、もやしの日etc.

I can’t take it any more(ビリージョエルの歌にあった一節、これ以上はもう無理!)

寂しさや枯野の赤きカラスウリカラスウリは最初食べられると思っていた。)

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11月12日冬菊に光まといてタテハ蝶 ※冬菊、咲き残っている菊。

(蝶は遊んではいないのだろう、でも澄んだ空気の中で優雅に舞う。)

洋服の日、明治5年、礼服には従来の和服から洋服を採用する布告がだされた。

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11月13日冬ぬくし何を禁止のバス通り

近所の郵便局、何かを禁止する看板、大事な文字が消えていた。一瞬ミステリアス。

何をしないで欲しいのだろう?もう保険に入る人は居ないと思うけど。身近で頼れる存在だったのに、遠い昔の民営化がこの末路かと思うと働く人も悔しいのでは、と思う。

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コロナ感染が第三波の大波で拡大を続けている。でも政治はGOTOを止める時期では無く、何の対策も打たず個人で対策を取れ!と信じられないことを言っている。我々も慣れてきたのか諦め気味、でもウイルスはしっかり変異して強くなっているらしい。困った。

11月14日帰り花何故にふたつと問うてみる

※小さな神社の前には、場所を変えいつも季節外れの白いツツジが二輪咲いている。

これを狂い咲きではなく「帰り花」というのはなかなか綺麗な言い方だと思います。

俳句で多く使われるようになったとの事。 芭蕉:凩(コガラシ)に匂いやつけし帰花。

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マホニアコンフューサ、と言う名前の庭木。高級マンション群の通路脇にある。近代的な建物に似合うと言う事らしい。身近にある庭木にも最近は沢山の種類の草花があり、名前が分からない物ばかり。朝顔のようなのに冬でも咲いていたり、何となく派手な花が外来の物というイメージを持っている。動物も在来種は地味で繊細、外来種は派手で強烈のイメージ。

日本の方言を含む言葉も、そのうちに通じなくなるのだろうか?困った事だ・・・。

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11月15日:燃えるゴミ 袋の中の枯菊や

七五三、始まりは平安時代、子供の死亡率は高く三歳は男女共通で無事を祝い、五歳は男、七歳は女で祝ったのも低い生存率の裏返し。子供は神様からの授かり物という意識は強かった様です。現代は病気や飢餓での死亡は減ったが、格差社会、親の貧困などでの悲惨な事件を聞きます。楢山節考という映画で雪解けの田圃に嬰児の死体があったシーン、忘れられません。子供の命は授かり物という想いは、人含め生き物全ての持つ本能だと思いたい。

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新型コロナの第三波に対して,相変わらず経済を優先の政治、これは素人から見ても納得いきません。まず自分たちで出来る事をやれ、という姿勢ですが、今は未知の病原菌という生き物モドキとの戦いです。ウイルスにクーポンをあげてもおとなしくはならないですよね。生き物としての人が無事で初めて経済活動が出来る、何が今の喫緊の問題か,それを知るには問題の本質を深く考える専門家が大事だと思います。経済危機に陥いるのではなく、このままだとなし崩し的に経済の疲弊も深まり、弱い人達から死んでいきます。負けた大統領が居座ってコロナでの死亡が止まらない例があるように。

十月: October、神無月の2

(暦のこと)古代ローマ初期の暦は年10ヶ月で304日、動けない冬期は数えなかった。

その暦で8番目の月がOctober。Octoは8を意味する、タコは8本足でOctopus。しかし次の皇帝が今と同じ12ヶ月に変更、1月と2月を追加し8番目だったOctoberは10月になった。その後も暦は変遷するが、タコ10月になった理由はこれか

日本の暦も旧の太陰太陽暦と新の太陽暦では季節がずれる。旧暦、明治5年12月3日を新暦の翌6年1月1日とした為、約1ヶ月のズレが出た。また、月を基準の旧暦と太陽暦では、もともと11日の差がでる様です。季語も実際の季節感と違う事が多いですね。

(写)2014年10月の富士山

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16日:世界食糧デー:FAO(Food and Agriculture Organization of UN)飢餓の撲滅目指す。

天高く馬肥ゆる秋:中国でのもとの意味は、秋は馬も草を食べ元気だから、北方の騎馬民族(の襲撃)に気をつけろ!と言う意味だったとか。今のモンゴル、蒙古が中国を征服した時期もあり漢民族の脅威は北方だった。※秋高馬肥 (シュウコウバヒ)秋を表す四文字熟語。

習さんに秋高馬肥を教えたし(他民族、他国との協調が大国を守るのでは?近平さん。)

(写)2011年、台湾の国立中正祈念堂の衛兵。

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(2011年秋の台湾)今、コロナ対応に最も成功している国の1つ、台湾。死者7名!!

最近の中国強権政治で香港はかなり大変、台湾にも影響が及んで行きそうで心配だ。

2011年初めての台湾旅行、秋でも強い陽射しやミニバイクに二人、三人乗りで密集し走っている姿など沸騰アジアという言葉にピッタリだったことを思い出す。日本にも親近感を持つ人が多いと聞くし、韓国、台湾は大事なご近所。その時の写真を改めて見ている。

エネルギイ沸騰す秋の台湾や

(写)街角のミニバイク、二人乗り用シートが標準装備かな?

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17日:神嘗祭伊勢神宮の祭儀。天皇がその年の新穀を天照大神に奉納する。これにあやかり日本銀行が制定した「貯蓄の日」でもある。勤労の収穫であるお金を大切にの意味、でも肝心の勤労で得られる賃金が、不公平だったりコロナで無くなったりの現実。コツコツ貯めたお金も詐欺や強盗被害に遭う事がある。救いたまえ!天照大御神!!

冷雨(レイウ)落つ石狩晩歌遠く聞き(足元も冷たくなり、暑い日々が少し懐かしい。)

(写)2011年台湾、道教の寺院:行天宮。反り返った屋根の形が珍しかった。

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18日:菊供養浅草寺での重陽の儀。三社祭浅草神社、今年はトラックで神輿が出た。

アラスカデー、1867年のこの日ロシア帝国が、アラスカをアメリカに720万ドルで売却。

今の換算レートだと,約7億6千万円、でも大政奉還の頃だから、2016年換算に直すと100億円超、これでもアラスカの広大な土地は安いのだろう、元は誰の土地でも無いけど。

アラスカデー ラッコアザラシ核の基地(最も平和な筈の地域も人により蹂躙されている)

(写)台湾の行天宮、商売の神様で参詣者の供物で溢れていた、八百屋さんかと思うほど。

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19日:ブラックマンデー、1987年NY株の大暴落、22.6%の下落は過去の恐慌を更新。

傷深くブラックマンデーとコロナ禍と(株の大暴落、今は命の価値も大暴落している。)

収入格差が大きい日本、末端で頑張る人達には届かないGOTO経済キャンペー実施中。

日ソ国交回復の日。1956年10月19日、クレムリン鳩山一郎ソ連ブルガーニン首相

北方領土は棚上げのまま調印。北海道の脇はロシアの現実。このままで良いのだろうか。

TOEICの日、トー(10)イッ(1)ク(9),何だあ?ただのこじつけじゃん!

(写)行天宮内、観光客も多かったが、中では道教の祈りを捧げていた。道士と道姑かな?

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20日:誓文セイモン払い、京の商家や水商売。止む得ずついた嘘や偽りを払い神罰を免れる。

世界骨粗鬆症デー(Word Osteoporosis Day)海外旅行に行く時、持ち出し薬の英語表記をメモして税関に備えたが、実際に聞かれることはなかった。

リサイクルの日、ひとまわり(10)ふたまわり(20)リサイクル!これも語呂合わせか?

頭髪の日、ヘアブラシの日(とう:10,はつ:20)の語呂合わせ。こんなのばっかり。

頭髪とリサイクルの日秋闌けて ※闌けて(たけて)季節が深まるの意。

(写)日光東照宮なども派手な装飾があるが、台湾や韓国の建物も似たような彩色。

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21日:■地元の里山公園に野鳥の撮影に行く。

羽ばたくやヒタキいろいろ秋の空

公園の最初の下り坂に数人が固まっていた。最初は怪訝に想い避ける気だったが、三脚を据えカメラを持っていたので声をかけた。彼等の情報によるとコサメやエゾが出るとの事?

脇の方に三脚を置かせて貰う、見上げると背の高い木の枝先に実がついており自分は見たことが無い野鳥、どうやらコサメビタキ、エゾビタキそれにキビタキがくるらしい。ただキビタキは近くにこないと言っていた。今年の6月にここで初めて見たキビタキ、また会えるかもとワクワクしながら野鳥を待った。

最初にやってきた鳥は、ジョウビタキ雄。オレンジ色のお腹で見つけ易い。

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実を付けた木は幹にトゲがある。その黒っぽい実は田舎でイゲの実、と呼んでいた山椒の木と実のよう、でもこんなに高い木では無かった。後で調べると(カラスザンショウ、烏山椒)という木のようだ。次にジョウビタキの雌もやって来た。

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そして多分初めて見るコサメビタキ、小ぶりな可愛い鳥。

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それにエゾビタキも初(ヒタキ達は似ているので、名前には自信が無いけど)

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やっと見つけたキビタキだが、葉陰に隠れて出てこない。顔が見えない!

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今年の6月に同じ公園内で撮影したキビタキ、この姿は今回確認できず。

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何か葉の下で動いていたのは、メジロだった。

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枝かぶりもあり撮影結果は今一歩だったが、頑張って重い機材を持ち込んだ甲斐はあった。気づくと約600枚、ボツも多いが久々の野鳥撮影を味わえて楽しかった。

22日:(蒸気機関車1)煙むせ石炭かすも夢の秋

高校の通学は県境から中央まで、片道2時間の列車通学だった。確か一年生の時はまだ朝早い時間帯に一本、蒸気機関車が走っていた。椅子や窓枠も木製、最初トンネルにさしかかると皆一斉に窓を閉めだし不思議に思っていたら、煙や石炭の燃えかすがパラパラ入ってくる、皆が閉めた訳が分かって、慌てて閉めた。春、三つ目の駅にある桜並木が満開の色を見せ、風に散ってゆく景色も忘れられない。その駅で仲の良かった友が乗ってくる。単線で海沿いを走る列車は、しかし間もなくディーゼル車に変わってしまった。桜の花びらが舞う中、手を振る友と一度だけ会った彼の綺麗なお姉さん、都合の良い絵だけを思い出す。

(写)神奈川、山北町に展示された蒸気機関車、日本で唯一動くD52らしい。

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23日:(蒸気機関車2)スチーム暖房

蒸気機関車にはもう一つの思い出がある。小学生の頃、姉とどこかに出かける途中、雨に降られ足元もびっしょり濡れた。震えながらやって来た列車に乗り込むと、蒸気機関車の車内にはスチームパイプのような暖房が通っていて、姉は靴を脱いで足を乗せなさい、といい靴を脱がせてくれ、膝にショールのような物をかけてくれた。姉とは年が離れていてこの時は家から出て働いていたので、久しぶりに会ったのだ。足先が冷たく震えていた自分は、ホッコリ暖まり、ウトウト眠ってしまった。蒸気機関車にはこんな思い出も詰まっている。

スチイムの温みに瞼おちし秋

(写)御殿場線山北駅近く。(単線が懐かしい。)

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モルの日(Mole day)物質量の単位、モル。1モル=6.02×10の23乗⇒6:02、10/23

10月23日午前6時02分から午後6時02分まで。主に北米の科学者が祝っている。

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24日:国連、1945年10月24日成立。国連デー1948年から実施。日本1956年加入。

■半月の下、海沿いを車で走る。交互通行になる工事渋滞の箇所で速度が落ち、暗いだけの海面が月明かりに白く盛り上がり、波頭が砕けていく様を見せていた。

弦月や光り砕けし波頭(弦月ゲンゲツ:半月)(写)近所の庭先、花の名前が分かりません。

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六ヶ月コロナ禍秋に職決まり(沢山の人が職を失い、不安な日々に苦しんでいる。)

今は誰しも、もがく事しか出来ない。この先も不安は続くが、暗い海面も立ち止まり見ていると、仄かな月の明かりに白い波が見える。一度息を吸い空を見上げたら、心のどこかにポツンと灯りが灯るかもしれない。もしかして鬼滅の刃の呼吸法が役立つかも。

(写)蟷螂拳の使い手?山中湖湖畔にいたカマキリ。

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25日:山粧う、紅葉に彩られた山。

紅葉もコロナウイルス足の枷(紅葉が始まり人出が増えたらしいが、まだ躊躇する。)

2020年:核兵器禁止条約の批准50カ国、日本不参加。核兵器の抑止力が重要の立場

1637年島原の乱の日、過酷な年貢やキリシタン弾圧に耐えかねて島原の乱が勃発。

1951年、戦後初の民間航空会社、日航が一番機、ど星号で東京、大阪、福岡の運行開始

2020年、航空各社は大幅な収益ダウンで人員整理や機材売却などを迫られている。

(写)夕方の九份キュウフン、当時アニメ「千と千尋の神隠し」の影響で日本人が多かった。

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26日:秋刀魚、今は秋刀魚自体の不漁期、外国船の影響より魚自体の数が減小している。

柿の日、1895年正岡子規が「柿食えば鐘が鳴るなり法隆寺」を詠んだ日。

原子力の日、1964年日本政府が制定。1956年国際原子力機関に加盟。

原子力デー、1975年から、原子力の日に因み各地で原発反対の運動が行われる。

2020年、総理の所信表明:CO2削減の名目で原発の維持、拡大が政府の目論見。

デブリ取り出しは?除染できない山野は放置のままか?溜まりきった汚染水はどうする?

核兵器必要という国の秋(国民は不要、国は必要、の意見は無視と言う事かな)

原発も必要という国の秋(もしかしてプルトニュウムが欲しいから原発なのか?)

(写)九份は坂道、階段が多く独特の雰囲気に包まれていた。

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27日:テディベアズデーセオドア・ルーズベルト、愛称:テディの誕生日)

秋夕べ上弦の月雲の中(上弦は夕方出て深夜南中、下弦は深夜に出て明け方南中)

地球から見て月の右手から太陽が当たる上弦、左から当たる下弦。下の写真は夕方、昇り始めた月、この後、落ちるときには右回転し弦が上になる上弦の月、途中で雲に包まれた。

一方、下弦の場合は深夜に昇り始め、明け方に落ち始める。やはり、混乱するなあ。

撮影日時:2020/10/27 17:04:45、雲の切れ間から顔を出した、右側が丸い上弦の月

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28日:速記記念日田鎖綱紀、日本語速記術の創始者1882年明治15年速記講習会を開催。

群馬県:県民の日、1985年制定。明治4年10月28日(旧暦)廃藩置県群馬県誕生。

5年間、前橋で暮らしたけど、この記念日のことは思い出せない。

駅前やムクドリ群れる秋の宵(駅前のケヤキ並木に椋鳥が騒がしかった、前橋の思い出。)

(写)阿妹茶廊:アーメイチャロウ、湯婆婆の油屋のモデル?昔の話です。

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29日:1969年、ホームビデオ記念日

ソニー、松下、日本ビクターが世界初の家庭用VTR規格を発表。

インターネット誕生日。1969年インターネットの原型ARPAネットで初通信、LOGINの

LOまで送信してシステムダウン。それが今ではインターネット無しでは世界が動かない。

イチとゼロ人の心と秋の風(デジタル化、全ての事柄はイチかゼロで表せる?少し乱暴)

以前レコードのノイズが気になったがCDで綺麗になったのに物足りない。CDはアナログの無段階変化を粗いデジタルで表現した、ノイズは消せるが解像度の低いデジカメのようにぼやけた音になってしまう。また、ノイズを消したが人の聴覚にはそのノイズこそが重要だった。ハイレゾも解像度を補正したもので、デジタルの究極はアナログでは無いかな。

(写)泥人呉:店主手作りの不気味なお面の店らしい。手作りお面、アナログです。

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30日:教育勅語:1948年排除、失効を決議、これを回復させる動きが?危ない!?

恋の日:1896年(明治29年)島崎藤村が「こひぐさ」の一遍として初恋の詩を発表。 

島崎藤村ゆかりの宿、小諸市の中棚荘が制定。「初恋はがき大賞」などイベントを実施。

たまごかけご飯の日島根県雲南市の日本たまごかけごはん楽会が制定。

ニュースパニックの日、1938年米国CBCラジオ、火星人が襲来!120万人がパニック。

香りの記念日:石川県七尾市が1992年に制定。

沖縄のオオゴマダラや秋に舞い(南西諸島に生息する蝶、蛹(サナギ)も蝶も綺麗です。)

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秋の日に黄金の蛹 由布島オオゴマダラ金色の蛹、幼虫は毒を体内に持つ。)

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31日:ハロウィンHalloweenケルト族の一年の終わり。死者の霊や精霊、魔女が出る日。

ケルト族は古代に中央アジアからヨーロッパに進出した民族とのこと。アメリカで賑やかな子供のお祭りに変わったハロウィン、渋谷では暴動騒ぎのようになった感があった。

大昔の暦は冬の時期はひたすら籠もる時期だったので、ハロウィンには一年の終わりの祈り、祖霊への鎮魂、収穫の感謝等の意味があったのではと勝手に思っています。

小袋の菓子置き待てりハロウイン(近所の子がハロウィンに来る声、少し緊張し待つ。)

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★記念日について少し調べて見ました。

一般社団法人日本記念日協会に申請し認可されれば150,000円払う事で登録できる

あなたも自分の記念日を申請してみますか?

(写)2014年、山中湖の夕方、仕事を終えた白鳥達とボート達

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10月が終われば11月、すぐに年の終わりも見えてきます。普段は考えませんが、年末を思うと時の過ぎゆく早さを改めて感じます。今年の初めから大きく変わっていった世界の様相、誰も予想できなかった事態です。人為的な例えば戦争などは起こして欲しくない事ですが、今回の新型コロナウイルスのように誰も予期しない事で世界中の人間や動物が苦しむのも理不尽な事です。最近のニュースで猫もウイルス感染するが短い時間で抗体が出来るという内容を見ました。でも、蓋を開けたのは人類の振る舞いに大きな原因がありそうだと思うと、どこかで神様が見ているのかな、と思ったりします。

十月:神無月、神在月(出雲)

2014年、初めてのパール富士で出会ったベテランカメラマンの方が急逝されました。最近は御一緒出来無かったものの、その精力的な活動にはいつも敬服していました。富士山の写真に関して沢山の事を教えて頂き、一緒に多くの撮影に同行出来たことが自分の大事な財産です。今は、心よりご冥福をお祈りしております。

小望月(コモチヅキ)星落ちたりの訃報あり (撮影行の途次、10月1日逝去)

1日中華人民共和国、1949年10月1日成立。仲秋の名月

中国は世界第二位の経済大国、強権支配で世界制覇を目指すような動きは周囲を不安にします。共産主義なのに秦の始皇帝のようです。米国、ロシアにも似たような皇帝がいます。日本も民主国家と言いながら明治以降の古い体質が蠢き国民主権は遠のいています。

神集いこの世正せと神無月(我ら庶民は、やはり神頼みしかない。世界の先行きに暗雲)

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2日満月、(Tears in Heven)

朝のラジオで流れた曲は、以前タイトルが分からず気になっていた曲。最初聞いた時は女性ボーカルでHevenしか聞き取れず、宗教関連の曲かなと思っていた。そのTears in Hevenエリック・クラプトンの歌だと知り、YouTubeで歌詞/訳詞を見て、幼い子供を亡くしたときの想いも理解できた。昔の有名ロックバンドメンバーという程度の知識しか無かったエリッククラプトンが、こんなに優しい声と雰囲気のある曲を作っていた事を知らず、でも無知でいたお陰で、今知る喜びを味わえて独り微笑んでいる。

満月や天上の子に捧ぐ詩(ウタ)  ※4歳半で転落死した息子、コナー君に捧げる曲。

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3日:<通夜>

ドイツ連邦共和国、1949年、米英仏が承認。1990年ドイツ民主共和国を吸収統一。

ドイツも過去にはヒットラーという指導者を選びヨーロッパ各国を恐怖に叩き込んだ。戦後は深い反省と謝罪を実施しEUの盟主となっている。日本は米国の傘に守られ西側経済圏で一旦世界第二位の経済力を築いたが、その過程で大戦への深い反省、国民や近隣国への謝罪は忘れ去られ、過去の経済力だけを取り戻すかのような政権運営が続いている。

駐車場黒服集う通夜の秋

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4日:<告別式>般若心経:宝永地震

旧暦、宝永四年十月四日(1707年10月28日)M8.6と推測される江戸時代最大の地震

遠州灘から四国にかけて発生。死者5000人以上、負傷者1300人以上の被害があった。

日本の宗教は仏教だけでは無いがやはり生活の中で、沢山の人々の祈りとして、お経は有ると思う。田舎の法事でナモアミダンブと近所の人が唱和する声は、今も忘れない。

秋の日に般若心経唱和する

(宗派は分らないが、告別式の長いお経の中で唯一、般若心経の部分は唱和出来た。)

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5日:達磨忌:インドより中国に禅宗をつたえた、達磨大師。10月5日毒殺される。

(今は昔の話) 田舎で同じ敷地にあった小学校から中学になったとき、部活を何にするか,迷っていた。最初、同級生と少し興味があった卓球部をのぞきに行った。すると当時の部長は女性で、我々がボソボソと入部希望と告げると、運動の服装は?と聞かれ持っていないと告げると、じゃあズボンを脱いでパンツ一丁でやりなさい!と言われた。元々運動音痴で気弱だった自分は驚いて逃げだした。結局運動部というのは、恐ろしい奴らの集まりだと理解しブラスバンドを選んだ。その後、高校までブラスバンドだったが,高校では入学前年に甲子園に出た勢いから野球部の試合には、くそ暑い中を狩り出され汗だくで演奏させられた。暫く、野球も大嫌いだった。今、テレビのスポーツ中継は結構見ている。運動しなかったので体力には自信無く、歩けなくならない様に時々ジムで自転車を漕いでいる。

身に滲むや因果応報ジムの秋

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6日:2020年10月6日、火星が最接近。赤く光る星(表面が酸化鉄)南の空に出る。

秋夜更 永久(トワ)の周期や赤き星(2年2ヶ月ぶりに近づく。)精一杯頑張っても赤いポチだ。

地球の公転軌道(太陽をまわる軌道)は円形、火星は楕円形。このため接近するとのこと。

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緋連雀(ヒレンジャク):東南シベリアから秋、日本に渡来する渡り鳥。

過去に二回連雀を見たことがある。しかしいずれも2月から3月頃。冬鳥で日本に越冬しに来るらしいが関東に巡って来るのはその頃なのかも知れない。山中湖の湖畔にあるヤドリギ、その実を啄んでいた。尾の先と羽の一部が赤い緋連雀と黄色い黄連雀がいる。

ぷっくらとした体型と隈取ったような目の周りの模様が、睨む様に見えるが可愛い鳥だ。

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7日推理小説エドガーアランポーの忌日 ※米国、ボストン出身。近代推理小説の祖。

骨密度 血液検査秋の日よ(年一回の検査、去年忘れたが問題なし。もう不要かな?)

家のベランダで赤い火星の撮影に再チャレンジしたが、遠すぎる。天体望遠鏡が欲しくなる。撮影を一旦止めて、暫く時間をおき、空を見上げたら雲の合間に月が出ていた。

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彼岸花

秋になると田圃の脇に赤い花が群れるように咲いていた彼岸花。思わず手折ろうとすると母親に「かぶれるから止めな!」と制止されたことを思い出す。トカゲやナメクジなども邪魔なら手で掴み、平気でゴミのように放り投げる母親が気にするくらいだから、触らんとこう,と思い綺麗な花には毒がある、という事かと勝手に解釈していた。それが彼岸花だった。今見かける街路の彼岸花も,特に咲き始めは綺麗な色を見せる。子供の頃みた田圃の畦に密集し、まるで赤い絨毯のようだった圧倒的な美しさは、もう身近では見られない。

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8日:寒露二十四節気のひとつ:(台風14号の影響で雨模様。)

秋雨や爪先濡らす歯医者二度(厄介な雨だが行くしか無い、濡れた爪先が冷たい)

この日は午前中の予約で無事済んだのに、忘れ物をし午後も歯科に出かける羽目に。

顎の痛みはだいぶ和らいできたが、確認すると多分一過性のものでは、と言われそういうことにした。多分,乳歯を気遣い噛み合わせが偏ったこともあるよう、人の体は微妙だ。

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9日:2020年ノーベル平和賞World Food Programme(WFP)受賞

秋はこぶ颱風の風反時計

(台風の渦は反時計方向廻り、海側を過ぎる時、大陸側の秋の空気を引き込み寒くなった)

この猫は公園の草原にいた、目つきが悪いなあと思っていたら,明るい戸外では猫の目は細くなる。野原にいたけど飼い主がいなければ野良猫、野猫とは言わない。何故?語源を確認すると、野良:とはそのあたりの、という意味があるよう。野は野生の意味合いもあるのでは、とも記載あり。野良猫はそこらの野原で野生の自然な暮らしの猫、と言うことか。

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ヤマガラ(山雀)よく見かける鳥で人をあまり恐れません。以前は飼われて神社でお神籤を持ってくるとか、芸を披露したりもしたようです。今は野鳥を飼うのは禁止されています。

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10日:十日夜、この夜、田の神が山へ帰る。(台風が接近したが、上陸は無かった。)

(骨密度)救急車秋空見上げキンコンカン(踏切のわきで、ただ警告音を聞いていた。)

数年前、それは突然の衝撃だった。開かずの踏切とも呼ばれる小さな踏切、やっと開きこっちと向こうから皆動き出す。まだ渡りきらないうちにカンカンカンと鳴りだし、皆慌てて渡ろうとする。電車運行の時間帯で間が悪いと遭遇する、連れが抜けようと急ぎ,反対からきていた男性がよける動作を取ったら、何と彼が押していた自転車の前輪が線路の間に挟まって、抜けない!!キンコンカンの音が大きくなった。

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慌てる男性、一寸責任を感じ、自分がその若い大学生の自転車を掴み必死で持ち上げようと渾身の力を振り絞った次の瞬間「ボクッ」と鈍い音がして腰が崩れ立てなくなった。非常ボタンを押して貰い周囲に助けられて踏切の外へ。腰の骨が圧迫骨折してしまっていた。自転車は結局,持ち主が何とか外して事なきを得た。悔し恥ずかし「骨粗鬆症」が判明した日だった。救急搬送、入院治療を経て、今は薬のお陰で少しずつ改善している。

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11日:林檎、苹果:昭和20年、リンゴの唄記念日、並木路子

並木路子氏は良く知らないが、林檎は和種の小粒なリンゴの総称で中国経由の大きな西洋リンゴが苹果(ヒョウカ)だとか。今、近くのお店で見る表記は林檎が殆どだけど。

騒ぐ声台風逸れて負け惜しみ

TVの天気予報、台風の備えを強調したが影響無く、でも油断は禁物などと負け惜しみか。

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12日:芭蕉忌、時雨忌。元禄七年(1694年)陰暦十月十二日、五十一歳終焉。

芭蕉:旅に病んで夢は枯野をかけ巡る(口述で伝えた最後の句だが、辞世の句では無い。)

(写)アカボシゴマダラという蝶だと思うが羽後部の赤い斑点は交尾のためか切れたようになっている。この蝶は魚のブラックバスと同じ様に特定外来生物で,固有種のオオムラサキなどに悪影響を与えるらしい。どうやら神奈川で人為的に放され広がったらしい、残念。

1998年に藤沢市辻堂で確認されたとの記事があった。(朝日新聞デジタル、2010年10月)

手配され飛ぶゴマダラよ花野原(蝶にも魚にも何の罪も無い、人間の罪なのだが。)

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13日(十月十三日の夜明け)

午前6時前、雨戸を開けると最初の光が入ってくる。薄暗さの残る大気の中にまぶしく今朝がやって来た。あとどのくらいこんな朝を迎えられるのか、ふと切なさの中に閉じ込められる。生きているから他の死をみることになる、川を渡るように向こう岸に行く時は必ずやって来るがまだ実感は湧かない。バイオリンの音に草原を素足で踏みしめるような感触を覚えたり、サキソフォンの響きに腹の底の塊が震える感覚の中で目を閉じられたら、どんなに心地良い事か。最後の最後はどんな状態であっても脳内モルヒネドーパミンが包み込んでくれるらしいが、それを確認することは出来ないし。

未だ寝ぼけたままだ、取りあえず顔を洗おう、今日は晴れそうだし何よりまだ生きている。

鵙日和(モズビヨリ) 行くは地獄か極楽か ※鵙日和(モズの声が引き締まる澄んだ秋の日)

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14日:新橋-横浜;鉄道記念日大正11年世界標準の日:ISO,IEC

未知との遭遇)玄関ドアに小さな黄色い物が付着していた。ゴミかと払い落としたが、どうも虫のようで気になり写真を撮る。あまり慌てて動く感じは無く,数ミリのサイズだがマクロで撮影。姿はテントウ虫のようだが、黄色い色は今まで見たことが無く、撮影後検索し多分これだという虫が、キイロテントウ虫、と言うそのまんまの名前。なんと、うどん粉病の菌だけを食べてくれる良い子のようだ。それにしても約3mmから5mm程度のサイズでは普段、見過ごす事が多いと思う。小さな虫の世界も本当に奥が深く面白い。目のような上の黒い丸はダミーで,その下側が本当の目のよう。

秋陰(シュウイン)にキイロテントウ菌を食べ  ※秋陰:秋の曇った天気

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15日:世界手洗いの日、2008年に制定。

今年は国際NGOウオータエイドジャパンが手洗いキャンペーン実施中。世界では約30億人!!が石鹸と水を使った手洗いが出来ないそうです。たまたま、15日が何の日か検索していて知りました。コロナ禍の今、世界の惨状が実感を持って感じられる数字です。

(言葉:カタカナ語リテラシー:Literacy、読み書きの能力、読解力、特定分野の知識

最近良く耳にする単語、Literacy(読解力)は、特定分野、例えばコンピュータ関連の知識があり説明できること,などの意味で使われるよう。このカタカナ語の氾濫、特に政治家やマスコミ/企業のお偉方が話しに挟むカタカナ語は言葉での誤魔化し/差別ではと感じる。

聞く側は日本語で理解しているのに、いきなり知らない言葉Literacy等にその意味を考え始める。その瞬間、次の言葉は聞こえない。その間に話は進んでおり結果、全体が理解出来ない、または興味を無くす。これを意図的にやる場合も多く例えば某都知事の会見は典型だ。

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このように、カタカナ語には話し手の知識をひけらかす効果と聞き手の正しい判断を阻害し、イメージの破片だけを残し丸め込む効果が見込まれている。だから中身が無い人間ほど多用する。どうせなら、カタカナ語では無く全部英語で喋ってパネルに日本語字幕を出す方式にして貰いたい。多分、カタカナ語の名手の言葉は英語には変換できない、発音が違う場合が多いから。言葉も伝統だ、普通の日本語を大事にして欲しい。

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本当に月日が過ぎるのは早い、いきなり起きた出来事にアタフタしているうちに、あるいはいつもと同じ色の日々に飽きていても、気づくと過去は遠くに行っている。最近、特に記憶が消える速度が速く、生活にも支障が出ているのではと心配になる。でも、必要なことは覚えているようだから、まあまだ何とかなるのではと強がったりもする。

外へ出てふと空を見上げたら青い空と白い雲が綺麗に見えた。何だか嬉しくなる瞬間だ、すこし背筋も伸びる。 今はこれでいいかな?エナガに聞こう。

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九月・長月2、初めてのパール富士

全くの出来レースで予想通りの新総理が誕生。なぜ国のトップを身内だけで決められるのか考えたら、変な感じ。マスコミも忖度し新しさを強調して盛り上げているが、従来の継承路線でしか無い。今、喫緊に必要な感染対応の充実等では無く、携帯料金の見直しが出てくるというのも象徴的だ。

 16日:1995年9月16日国連でモントリオール議定書が採択され「国際オゾン層保護デー」制定。

フロンなどのオゾン層破壊物質に対する排出規制が強化された。宇宙線から生命を守るオゾン層

オゾン層素顔で拝む秋暁にオゾン層が破壊されたら高山で日の出を見るには防護服必要?)

(写) 2014年9月、2日目朝の富士山、脇腹に出たダイヤモンド。 ※秋暁(シュウギョウ)秋の夜明け

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胴震い山小屋包む星月夜

2日目の朝、外に出ると木の葉が氷で縁取られていた。そういえば昨夜、満天の星に抱かれた三人しかいない山小屋は寒かった。やはり2000メートルを超す高地は冷え込み方が違った。

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 朝の水場に期待した野鳥は、前日とほぼ同じ顔ぶれ。枝に止まったホシガラス、オハヨウ。

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またね!と後頭部の羽毛を立て?飛び去るルリビタキ。水浴びで逆立ったよう。

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17日:特異日、大型台風が多い日。9月17日と26日。17日例:枕崎台風、第2室戸台風

1964年の東京オリンピックは秋雨が終わる頃を選び成功、特異日情報を生かした事例。(写)昼頃に五合目から山中湖方面に降りる。途中、パワースポットでもあるパノラマ台で休憩、秋の富士山と山中湖の景色を楽しんだ。

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2020年9月17日:急に思い立って箱根に出かけた。目的地は決めず、芦ノ湖から仙石原のススキ、それにポーラ美術館をまわった。美術館ではモネやマチスの絵をみる事が出来た。仙石原のススキはまだ穂が開ききらない感じだったが、秋の初めという雰囲気を見せており、結構人も出ていた。

人波や仙石原のススキかな(シーズン前だったが、思ったよりも人出は多かった。)

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野鳥は見えず石ころの上にエルタテハ、羽を閉じるとまるで枯れ葉のよう。擬態か?

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暫くすると、近くの薊に飛んだ。羽を開くと綺麗な色が見え、同じ蝶とは思えない。

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目立たないが、けなげな雰囲気の小さなイチモンジセセリ。薊に下がっています。

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(写)さて湖畔に到着し、富士山のベテランの人を待ちながら日没を待つ。この夜は湖畔で車中泊。山中湖で日没後のパール富士に初挑戦、ベテランの人と合流し 一緒に撮影するとのこと。でも何となく雲が多い空で富士山も見えず、晴れてくれるだろうか?だんだん不安になってくる。

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18日:柳条湖事件満州事変の発端。

戦前、関東軍の謀略で起こった鉄道爆破事件、これを中国の仕業とでっち上げ満州事変、日中戦争、太平洋戦争へと突き進んだ出発点です。今、敵基地攻撃など戦前回帰を望むかのような意見がありますが、戦争によって日本人で310万人、アジア太平洋で2000万人とも言われる命が殺された事実は変えられません。また槍を持つのか、過去の反省も忘れ突き進んではいけないと思います。

剣が峰真珠乗る秋 夢心地

(写)ベテランの人と合流し月を待つが、黒い雲が晴れず最悪、撮影は出来ないかもと不安なまま。しかし、10年以上富士山を撮っている人が、必ず出る、と言いきり信じて待つことにする。と・・月が落ちるタイミングで、なんと雲が下がってくれた!教えて貰いながら必死でシャッターを押す。

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そして望遠で狙っていた頂上のシーン。正直、こんな細い月は撮るのが難しいらしいが、教えて貰った通りにやったお陰で初心者でも撮れた、感激。沢山の人が湖畔で夜中に集まっているのは、初めて見ると異様な感じだったが、無事に想いの一枚が撮れたらこんなに嬉しいのかと、納得していた。

パール富士:月と富士山頂。ダイヤモンド富士:光芒が派手な太陽と富士山頂。

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19日:子規忌糸瓜忌、獺祭忌正岡子規(本名:常紀規)1902年明治35年9月19日没。

ペンネーム子規ホトトギス:口が赤い、喀血。糸瓜=ヘチマ、治療の水。獺祭=枕元に書物を並べている正岡子規の状況をカワウソが餌を並べる様に例えた。※ダッサイは日本酒の名前にも。

柿食えば鐘が鳴るなり法隆寺:句の真意はよく分かりません、本人以外は。でもとても有名な句。明治の俳人夏目漱石尾崎紅葉高浜虚子森鴎外等との親交。俳句雑誌ホトトギス刊行。

(写)月が落ちて星が綺麗に見えてきた。富士山も静まったかのように闇に沈んでいく。

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赤富士や今朝は波立ち山中湖(3日目の朝)

(写)山中湖の夜明け、車中泊でやっと寝付いた早朝、先輩に今は起きて撮影!と教えられた。朝5:46、赤く染まる赤富士には少し足りなかったし風も強いが、この朝の富士山が撮れた。赤富士と紅富士の違いを教えられたのもこの日だった。

冬場の雪が染まるのが紅富士、納得。

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少し時間が経過した。残念、期待したほどには赤く染まらない。

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周りもだいぶ明るくなってきた。

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20日:バスの日明治36年:日本初の営業バスが京都、堀川中立売~七条~祇園の間を走った。

山中湖から花の都公園に移動し花と富士山の写真を目指す、花は少なめだったが風景撮影の基礎を教えて貰う。花の都で咲いていた百日草やヒマワリそして秋桜などを入れ、富士山を写す。

(写)公園の道沿いに柵のように並んだ植木達。まるで行進しているように見えた。

トランプに負けぬと立木並ぶ秋(塀は作っているの?選挙でそれどころでは無いか)

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21日:敬老の日ようやく30度以下の日も出てきた、雨模様の日も増え季節が変わる。

(写)キバナコスモスが一面に咲いていた。取りあえず好きなように撮ってみる。

秋桜(アキザクラ)日の本一の裾飾り

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22日:秋分の日 (4連休最終日)連休の人出が2週間後にどういう数字で出るのかな?

(写)百日草を手前に置き富士山を写す。偶然、遠くをカワラヒワの群れが飛んでいた。でも遠すぎて黒い点にしか見えない。こんな沢山の群れはあまり見た事が無い。

秋惜しむ群れ飛ぶ鶸ヒワや花の里カワラヒワは目つきは悪い?けど綺麗な羽の鳥です)

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一本だけ背の高い百日草、富士山と背比べ。

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23日:万年筆の日、1809年9月23日:英国フレデリック・バーソロミュー・フォルシュ氏考案。万年筆の日は知らなかった、自分も昔気まぐれで買った万年筆を思い出したように使っている。

夜半ヨワの秋 万年筆はインク切れ また通販で在庫を調べないといけないのかな。

(写)ヒマワリに花蜂がきていたので、手前に集中して撮影。

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24日:みどりの窓口1965年開設。<台風12号、心配したがさほどの被害は無し>

コロナ秋みどりの窓口ざわめきし(国も人も健康でこそ旅を楽しめる。経済も健全な国が基本)

(写)コスモスが富士山と話をしているよう・・には見えないかな。

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25日:藤袴、キク科(九月の誕生花)花言葉:ためらい、躊躇、優しい思い出など。

(写)これは藤袴では無く、後ろ向きのヒマワリ達。後ろ向き向日葵も面白く感じた。

秋の日やヒマワリの群れ東向き(向日葵、蕾の時期は太陽を追い、花になりほぼ東向きに固定。)

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26日:特異日2青函連絡船、洞爺丸、1954年9月26日台風15号で沈没。1155人死亡。

(写)花の都公園から、日曜日のみ解放される陸上自衛隊富士演習場に移動し、富士山撮影を目指す。演習場の中は戦車が走り回るらしいが、無論一般開放の日には走っていない。未舗装で泥が剥き出し、車は埃だらけ。石ころもゴロゴロして、一面にススキが広がる自然の原野だ。家に帰った後の洗車が大変だった。

薄の野タイヤの溝のマグマかな(富士山の噴火時には、溶岩や火山灰で大きな被害が出た。)

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ススキの原野:戦車道見え隠れする薄原火力演習は人気だが、現実の発砲は無い事を祈る。)

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27日:世界観光の日世界観光機関UNWTO)が制定。※Word Tourism Organization

最初はWTOと呼んだが、Word Trade Organizationの創設後は混同を避けUNを付けた。

もう一つ「女性ドライバーの日大正6年、栃木県の渡辺はまさん(23歳)が日本女性初の免許取得!(写)演習場の片隅に咲いていた、小さな花をその女性に捧げたいな。

先駆(サキガケ)の 女(ヒト)むらさきの松虫草

検索し松虫草の名前知る。(偶々2014年に撮った花、松虫が鳴く頃に咲く花の意味らしい)

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28日:秋の夕焼 鎌を研げ(ことわざ)翌日は晴れが多い。草刈りや稲刈り等の農作業の日。

今、鎌を研いでいたら不審者として通報される事、間違い無しだ。日本が大きく変化した事を感じる、農家で生まれたので鎌は普通にあったが、今は鎌など持っていないのが普通。取りあえず運良く綺麗な夕焼が見られたら、しばし眺めて昔は鎌を研いでいたのか、と思ってみよう。

稲刈りは済みしと友のLINE来る(田舎の友から、今年の稲刈りを終えた連絡、夕焼け空を連想した。)

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秋の陽や富嶽うすらに白化粧(写真は2014年9月、五合目からの富士山、雪は無かった。)

(富士山:2020年9月21日、薄と雪化粧、初冠雪には至らず。28日初冠雪の発表)

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29日:日中共同声明、1972年9月、田中角栄

この政治家には人に訴える魂があった様だ。侵略し虐殺行為も行った相手国と話し合い、戦後補償の放棄という結果にたどり着いたのは、良い悪いを越えて腹を割った話し合いの結果だと思う。

(写)演習場から見る富士山は五合目とは違う雰囲気で、まさにそそり立つ威圧感を持って迫ってきた。

政治家の言葉の軽き秋の暮れ最近のという前置き必要、以前は戦争の実体験が生きていたようだ。)

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30日:神送り、冬の季語:出雲へ行く神々を送る日。(来月は神頼みも出来ないのか?)

まさかペンギンか!と見直したホシガラスが飛び出した一枚、気に入っている。

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ホシガラス一気に飛び出し神送り(ホシガラスも神様の仲間かも)

こんな感じでてっぺんにいた。

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今回は、2014年9月の写真と小旅行記を基に、いつものいい加減な俳句もどきと組み合わせた。実際に箱根に出かけて写真も撮れたし、自分としては少しやった感がある。俳句もどきは相変わらず、とってつけた表現しか出来ないが、少しでも納得できる内容をめざしたいと思います。

(写)薄暮名残惜しむや枝の先

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